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『女性セブン』2008年1月1日号 [2007/12]

2007年12月19日水曜日。
本日のニュース。韓国で大統領選。野党ハンナラ党のイ・ミョンバク候補が当選。
経済回復を期待されての当選。日本はどうだ?
サッカー日本代表、岡田ジャパンが初練習。

さまざまな“日本代表”で
監督の名前をつけて“ほにゃららジャパン”と呼ぶのすっかり定着しましたが、
俺的には「ひろみジャパーン!」だけがホンモノ。
もちろん郷ひろみね。
総理大臣の福田康夫もたまには「福田ジャパン」とか呼んでもらいたいんじゃないかな。
応援な感じで。

『女性セブン』2008年1月1日号
◆表紙で一番でかい記事「誰も知らない素顔 福山雅治38歳の男前力」
保存版カラーグラフ「アイドル猫 暖 写真集」

初めて買って読んでみたのだが、正直とても感心した。
これはプロフェッショナルだと思った。
表紙を見てもらうとわかるのだが、すげえ盛りだくさんな感じがするでしょ。
「これ、俺読みきれるのかな…」とちょっと不安になる。
実際、記事はいっぱい詰まっているのだけど、これがとても簡単に読み切れる。
で、読み終わった後、ほとんど中身を覚えていない。
そこが何よりすばらしい。

いや、深刻な話やとてもためになる訓話も載ってるんですよ奥さん。
夫の死、闘病日記、年金問題、子育ての方法論、話題の貧困スパイラル--
だけども、記事の入り口と出口、取り上げ方書き方が
“ひまつぶし”に徹底してるんです。
ゴシップも、世相を映す暗い話も、猫の顔も、岡田准一も
せんべいやポテトチップスやお茶やみかんに合うように作られている。
だから、何も残らない。だから、リラックスできる。だから、ひとときしあわせ。

皇太子妃雅子さま(44)の記事も、
言葉だけはものすごーく日本語の勉強になるような丁寧語、尊敬語の嵐なんだけど、
そこは<アイドルねこ>を見るような視線で書かれているんで、
こたつの脇に、素敵な笑顔でたたずまれていらっしゃる、ような気がしてくる。

そんな超リラックスした雑誌の中で、唯一ドキッとさせるページがある。
テレフォン占いの広告ページ。
実は<テレフォン占い>というものすら知らなかったんですが。
女性占い師たちがずらずらずらずら~と並んでこっちを見てる。
イケメンっぽい男&猫占い師?も見てる。
この視線の嵐と真っ向から向き合って、
「私の将来を託すのは誰にしようかな…」
と真剣に考えている読者がいるのかと思ったら急激にストレスがたまってきた。

ので、皇太子一家の笑顔の写真と、猫の写真と、
福山雅治の写真を見て、もう一度和んでみました。
いやマジで、将来のこととか、お金のこととか、危ない事件のこととか、
不安いっぱいの日本じゃないですか、今。
そんな中で生きていくためには、ガチンコで戦うのも必要だけど、
女性セブン片手にみかんとか食って
だらだらだらだらと時間つぶすこともすげえいいんじゃないかと
思ったんだけど、今手元にみかんがなくてすげえ残念。


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