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『旅の手帖』2008年1月号 [2007/12]

2007年12月30日日曜日。
本日のニュース。高校サッカー、都立三鷹高校が開幕戦に出場、初勝利。おめでとう!

昨晩、大学時代の友人との忘年会で飲みすぎ、午前中は役立たず。
応援に行こうと思っていたサッカー、三鷹高校の試合も観戦とりやめ。
次男も発熱気味なので。


『旅の手帖』2008年1月号 交通新聞社 JRグループ協力 580円
◆温泉大特集!
その一[もう一度、箱根へ]
その二[関東・関西 楽しい温泉!]
★別冊付録[おいしい旅みやげ 取り寄せカタログ]

毎年、大晦日には友人を招いて、紅白見ながら一足早いおせちを食べて、
明けて翌日、元旦は雑煮を食べながらサッカーの天皇杯を見る。
んで、2日か3日か4日あたりからどっか旅行に行く!
というのがここ10年くらいの正月のすごし方。
どこへ旅行するのかは、まあ年が明けてから適当に考える。
だけども、新年の正月は子供が二人、
ヤツらを連れて果たして旅行できるのかどうか……
という不安からか、いまいちノリが悪い感じの心理状態で購入したのが『旅の手帖』。
だがしかし、うーん、この雑誌を眺めていても、どうも心が晴れてこない。

今号の『旅の手帖』は、どうも正月を意識しすぎではないかと思う。
別におせち料理が載っているわけではないのだが、
なんとなく<家族旅行>のにおいが強すぎるのだ。

「箱根だったらすぐ近くで便利だし、なんだったら日帰りでも行けるし」
「家族そろってだと人数多いからあんまり高価なところは行けないよね」
「イベントや遊戯施設のある温泉宿だと、子供も大喜び、お父さんも安心でしょ」
みたいな気遣いが感じられるというか。

雑誌、特に“旅雑誌”の意味というか役割ってのは、
<行ってみたい気にさせる>のと
<行った気分にさせる>ことだと思う。
もちろん「どこどこの観光地や温泉や宿がいいのかな?」という人に対して提示する
具体的な情報は必要なのだが、
雑誌だけで十分な情報を網羅することはそもそも無理だし、
読者も現実的な情報はそれこそサイトやら旅行代理店やらでゲットするんだと思う。

だから、どうせ新年早々の温泉旅を紹介するのならば、
「一生に一度! 超豪華★禁断の温泉宿」
「一生ぶんのカニを食い尽くせ! にっぽんカニ自慢旅」
「一生夢気分! 365日温泉三昧の日本一周旅」
みたいな、
ふざけんなよ、こんな旅に誰が行けるんだよ!
庶民を馬鹿にすんのもほどほどにしやがれってんだ!
あーあ、格差社会ここに至れり…ってか!?
という怒声が飛びかうような誌面を見たかったわけですよ。
夢みたいな話を聞いて、くそーっと思いながらも
自分なりの旅行をプランニングするのが楽しい、ような気がするんで。
実際には行けないとしてもね。

さてさて、あけましてどこ行こっかな。
つーか行けないかもしれないけど、気分だけは盛り上げよっと。


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