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『おとなの週末』2008年1月号 [2008/01]

2008年1月3日金曜日。
本日のニュース。高校サッカー、都立三鷹高校が3勝目、ベスト8に!

正月三が日を家で過ごす。
元旦の夜、もうすでにおせち料理に飽きて、ドリアを作って食べた。
昨日の夜中にはカップめん、今日はケンタッキー。
普段よりも“子供っぽい”献立になっているのは、
正月気分で子供帰りしているせいかもしれない。


『おとなの週末』2008年1月号 講談社 550円
◆本当に旨いか? 接客は? 完全保存版「覆面調査355店」
●都会の日帰り温泉 調査隊
●東京駅(新)大丸 徹底ガイド

コンビニの雑誌棚は閑散とし気味。
テレビ誌と女性誌はがんばっているが、いわゆる男性誌は少ない。
ま、エロコーナーは充実しているが。
少々考えて、“雑誌名”が気になったのでこれにした。『おとなの週末』。

“おとな”って幾つくらいからなんだろう?
果たして俺は“おとな”なんだろうか?

ページをめくるとどーん。雪景色の富士山。
おお、もしかしてこれは俺なんかが読むようなチープな雑誌ではなく、
サラリーマンを定年まで無事に勤め上げて、
退職金で悠々自適の暮らしをしている“団塊”向きの雑誌ではないのか!?
と思ったら、大間違い。
その後は食のオンパレード。
「おでん」「ラーメン」「ふぐ」「カニ」「もんじゃ」に「カレー鍋」!
いわゆる“おとな”が食べたいもの、というよりは、
働き始めた20代前半の男女が給料日なんかに食べたい感じのものが並んでいる。
つまりは“おとな”のための食ではなく、
食べれば“おとな”に一歩近づくだろう<成人の儀式的食>が並んでいるのだ。

記事は食べ物別に、ルポ形式で
ライターと編集者が次々と店をはしごして、食べたり飲んだりしては感想を述べていく。
「もしかして、ギャル曽根?」
と一瞬疑ってしまうほど、食いまくっていく。
その書き方は率直で、短い字数に臨場感を乗せていて、疑似体験させる。
だから、ものすごく食った気にはなる。
が、こちらは唾が沸くだけで、実際には腹は減っていき、空腹感がどどどどと襲ってくる。
そのせいで、一冊読む間に餅を4個食ってしまった。
2つは磯部巻き、もう2つはバター入り磯部巻き。

この雑誌のサブキャッチは
「食を愛する 街を楽しむ 旅に恋する」。
そんなカッコいい“おとな”にはなってない俺ってまさにターゲットだなと思う。
雑誌の写真に見事踊らされちゃって、
夜中に餅を次々と食べてしまう子供のような42歳。
いつか“おとな”になる日が来るのだろうか。
べつに来なくたっていいんですけどね。


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