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『ヤングマガジン』 [2008/05]

2008年5月26日月曜日。
昨日のニュース。オークスでトールポピーが優勝。
池添騎手は内に切れ込んで他馬の走りを妨害したため2日間の騎乗停止に。
でも降着にはならなかった。

「オークス馬の格みたいなものはこの馬以外にはない!」
てな感じで、
三連単の頭に決めうちで置いて馬券を買っていたのだが、取れず。
やっぱり単勝勝負にするべきだったか。

youngmaga.jpg
『週刊ヤングマガジン』2008年6・9号 No.26 講談社 300円
 
ヤングサンデーの休刊話でいまいち落ち着かない日々。
周囲もザワザワとあわただしい感じ。
十数年前、週刊化のキャンペーンで、
ダンボールで作った“デコチャリ”を持って日本全国を回ったことなどを思い出す。
ま、怒ったり、愚痴ったり、おセンチになっててもまるで無駄なので、
この機会にいろんな漫画雑誌を買ってみようと思った。

まずは本日発売、ヤンサンのライバル誌『ヤングマガジン』。

と思って買ったのだが、これが大間違い。

ライバル誌ではありませんでした。

同じ<ヤング誌>ではあるけれど、戦ってる競技が違いました。
ヤンマガがボクシングなら、ヤンサンは野球。
もっと近い感じで言えば、ヤンマガが闘鶏で、ヤンサンがソロバン大会。
だから、ファン層も違えば選手も違う。

だからヤンサンで描いている漫画家がヤンマガで描くのは難しい。
ヤンサンに持ち込んでいた新人がヤンマガで挑戦するには壁があると思う。
もちろん、ソロバンが得意な鶏も世の中にはいるかもしれないけど。

ただし、花が足りないのはどちらも同じ。
ヤングサンデーがバントのうまい2番打者をそろえた感じのチームであるとすれば、
ヤングマガジンは世界チャンプのいないボクシングジム。
たまたま今号、メインイベント級の連載が休みだったのかもしれないが。
逆に考えれば、とんでもないスターが生まれる前夜なのかもしれないが。

ヤンマガでは次週より、古谷実の新連載が始まるそうである。
驚くような選手であることを期待したい。

今年のオークスは混戦と言われていたが、
別の言い方をすれば抜けた馬がいなかった、ように見えていたのだ。
サラブレッドの場合、「格」というのは「狂気」の度合いで決まる部分があると思う。
特にクラシックでは。
脚が折れるかもしれない……
その一線を超えてしまいそうな馬が持つ「風格」というか。

威風堂々、狂気を発する漫画が読みたいと思う。


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