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『ジャンプSQ』 [2008/06]

2008年6月26日木曜日。
本日の個人的なニュース。
テレビドラマ『ラスト・フレンズ』が先週終わって、
今週はアンコール特別編で、今、放送している。
内容的にはひどい脚本だと思いながら観ていたが、
舞台が地元の吉祥寺と井の頭だし、ロケにも遭遇したりしたので、
いろいろツッコミながら、結局最後まで観てしまった。
視聴率もけっこうよかったらしい。

jumpsquare.jpg
『ジャンプスクエア』2008年7月号 定価500円 集英社
◆新連載『貧乏神が!』助野嘉昭
◆読みきりセンターカラー『四谷先生の大冒険』西義之

いやあ疲れた。
こんだけ作家の情熱というか、
「コレ面白いだろ、面白いはずだ、どうだ!」
という意気込みを叩きつけられると、読むほうにも体力がいる。

作品は個々、それぞれまあまあ面白い。
ファンタジー系が多いのがジジイ頭にはつらいが、
なにがなんだかわけわかんねー的なものは少ない。
自分の個性と大衆性とのすり合わせという意味で
がんばって戦ってんだろうなーと思う。

だから、この漫画雑誌は隅から隅まで読むことが大事だなと思った。
雑誌自体が壮大な冒険ファンタジー物語というか。
いろんなキャラが、いろんな得意技で、いろんな舞台で戦ってるのを
ずーーーーーーーーっと眺めていると、
そのうち巨大ファンタジーロマンが完成するみたいな。
疲れるけど。

普通、漫画雑誌の場合、半分くらいしか読者は読んでないんじゃないかと思う。
3作品くらいが楽しみな漫画で、
5作品くらいが惰性で読んでて、
あとはぺらぺらめくって読んでみたり無視したり。
そういう観点から見たら、
この『ジャンプスクエア』は挑戦的。
全部読まないと、その世界観が心に入ってこないから。
挑戦されてるのは俺だけかもしれないが。

終盤についている記事、
『書店員の激熱本音!! このマンガがゼッタイ! 売りたいんですーッ』
という書店員と編集者の対談が、ちょいとうれしかった。
そしてそれに続く立原あゆみ先生のインタビューも。

よくがんばって読んできたねー。
そんなあなたへのささやかなプレゼント。
モンスターがうごめく漫画世界を別視点から眺める小さな地図。
お尻のポケットにしまっておいて、
ときどき眺めてクスクス笑ってね、みたいな。

『ラスト・フレンズ』で、
上野樹里と瑛太と水川あさみがいっしょに映ってると、
『のだめカンタービレ』のテーマが頭の中で鳴って、
「玉木宏はまだ出てこないのかなー」
とつぶやいてしまう。
で、その玉木宏の後ろからは
一匹の鹿と、舌なめずりする綾瀬はるかがついてくるのだ。
『鹿男あをによし』のエンディング・テーマとともに。
舌なめずりしてるのはKIRIN<生茶>のポスターのせいなのだが。


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