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誰々ちゃんのお父さん [2008/09]

2008年9月15日月曜日。敬老の日。

約1週間、ドキドキそわそわ落ち着かない毎日だった。
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近所に、名前は知らないけど顔は知ってるお父さんやお母さんがたくさんいる。
いわゆる顔見知り。
長男が幼稚園に行きだしてからどんどん増えている。

だいたい「誰々ちゃんのお父さん」「誰々ちゃんのお母さん」と覚えていて、
本人の氏名はわからないまま。
また、お父さんの場合だと何をやっている人か、仕事とかは基本的に知らないまんま。
ま、別にそれで何の問題もないのだが。

俺自身も、そのへん歩いていると、
「風太くんのパパー!」
と知り合いの子供やお母さんやお父さんから声をかけられる。
もちろん、俺の氏名や職業などを知っている人はほとんどいない。

うちのアパートの台所の窓を開けると、
狭い道路越しに隣のアパートのベランダが見える。
2,3年前、その道路越しに知り合ったのが、
赤ん坊の女の子のKちゃんと、そのお父さん。
その後、お母さんも知り合いになり、顔を合わせると挨拶していた。
いつもの道路越しにとか。
スーパーに行くときとか。
中央線の電車の中でとか。

お父さんは、うちの前で走る準備をしていたり、近所を走っていたりするので、
もしかしたらスポーツ関係の仕事をしている人かなーと思っていたのだが。

去年の暮れくらいから、
Kちゃんとお母さんの姿が見えなくなっていて、なんとなく心配していた。
何かあったんじゃないかと。離婚とか別居とか病気とか。
子供の服の洗濯物も干してないし。

で。

先週、スポーツ新聞を見ていたら、
そのお父さんの写真が載っていた。

新聞の記事によると、
Kちゃんとお母さんはこの正月から実家に帰っているとのこと。
今日の試合のために。

(あーべつになにかあったんじゃないんだ。よかった)
と安心して、俺も今日の夜を待っていた。
ホント、ドキドキしながら。

テレビ東京のプロボクシング中継。
「遊ぼうよー」としつこくダダをこねる息子をたしなめながら、テレビで観戦した。

ほぼ完勝だった。
Kちゃんのお父さん、世界チャンピオンおめでとう。
Kちゃん、しばらく見ない間にずいぶん大きくなっていましたね。



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