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クリスタルカイザー [2009/04]

ずっと「クリスタルカイザー」だと思っていた。
「水晶の皇帝」という名前の水。
suishounokoutei.jpg
CMを見て、ビヨンセの名前が思い出せなくて、
グーグルで検索して、間違いに気づいた。

「クリスタルガイザー」。

春の甲子園、センバツ。
長崎の清峰と岩手の花巻東が戦って、
1対0で清峰が勝って優勝。
ガキの相手をしながらテレビを眺めていたのだが、
さすがに8回9回は声を出してしまい、
1歳児が目を丸くしていた。

甲子園の高校野球を見るときには、
一応、応援する高校を決めながら見ている。

東京、しかも吉祥寺に近い高校が出ていれば、熱く応援する。
故郷の長野県の高校はその次の次の次くらいの応援度。
正直どうでもいい感じになっている。
次に重要なのは、ピッチャーのルックス。
カッコいい上に巧くてカワイイ投手ががんばっていると応援してしまう。
ただ、できれば準決勝か決勝では負けてもらいたい。

あふれる涙が見たい。
その気持ちを抑えられなくて。

今回の決勝戦は、投手戦だった。
左右好投手の投げあい。
でも、どちらもルックス的に夢中になる感じではなくて、
応援の決め手としては、
その地方の印象になってしまった。

岩手。
盛岡に行ったときにはたまたまお盆で店があまり開いてなく、
どうも相性が悪い感じが残った。

長崎。
何度か行っているのだが、ちゃんぽんが美味い。
飲み屋であった若者も親切にしてくれたりして、
かなり相性がいい感じだった。

ということで、どちらかというと長崎を応援していたのだが。

最後のレフトフライが上がったときには、
岩手にもう一度行ってみたくて仕方なくなっていた。
特に花巻。

自分の中に巣食ってしまった“印象”が覆る瞬間というのは、
実はとっても甘美。
そのチャンスかもしれないなーと。

「水晶の皇帝」ではない水を飲むたび、
岩手に行きたくなるかもしれない。



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