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『ゲッサン』 [2009/05]

アニメ『アルプスの少女ハイジ』が大好きだ。
もう何度観たかわからない。
いきなり恥ずかしい話な感じだけど。
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小学館が創刊した新・少年誌
『ゲッサン』(月刊少年サンデー)を読んだ。
6月号、定価500円。
創刊号は2冊の別冊付録付き。

キャッチフレーズは「漫画力絶対主義!!」、
あんど「愛と勇気」!

仕事絡みで創刊のいきさつとかを聞いていて、
期待しちゃいけない、
そう思いながらも期待が高まってしまっていて、
買って読んでみたら、
やっぱり期待しすぎで、正直がっかりした。

読んでいる時間は約1時間、
全然面白くない、というわけじゃあないんだけど、
すげえ面白い、と思う瞬間はなかった。

絶対的な漫画ヂカラも感じなかったし、
愛と勇気は金を出す読者のほうに必要な気がした。

不思議だなーと思ったのは、
主人公が何かを失っている話が多かったこと。
兄弟や親、記憶なんかを。
「愛」や「勇気」をゲットするためには
まずは何かを失わなければならない……
そういう気分が時代にあるのかもしれない。

『アルプスの少女ハイジ』で好きなシーンは
いろいろあるんだけど、
第1話で、アルムの山を駆け上がりながら
ハイジが服を脱いでいくシーンは、
物語の始まりとしてはとてもカッコいいと思う。

身寄りを失くし、世話するおばさんに捨てられ、
孤独なガンコじじいのもとへ連れて行かれる少女。
すべてを失くしてしまったかのような悲劇的設定だが、
それを逆手にとって、ハイジは全身で語る。

「丸裸になって心軽やか胸わくわくで
 新しい冒険に出発しようよ!」

そういう勇気を感じさせる漫画を
つくづく読みたいと思うこの1年である。




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