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『いけちゃんとぼく』 [2009/07]

男は基本的に甘えん坊で臆病で意気地なしだと思う。
だから、女の人のおっぱいに弱い。
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映画『いけちゃんとぼく』を観た。

サイバラさんの絵本が原作。
寝しなに嫌というほど長男に読まされた長めの絵本。
最初から最後まで読むと約30分かかる。

いままで、まるで役者や声優のように
<いけちゃん>の言葉や<ぼく>のモノローグをしゃべってきたわけで、
だから、映画を観ているとき、最初、
自分がしたことのある舞台を別の人達が演じているような錯覚があった。


映画の<ぼく>は、絵本で読んでいた<ぼく>より、
1、2歳年上で、
だいぶ“意気地のある”少年のように感じた。

その少年が、
いけちゃんから叱咤激励されつつ成長していって、
いつしかいけちゃんが見えなくなってしまう、
会えなくなってしまう、というのが物語。

大好きな男の子が、男に成長するのは
とってもうれしいことなんだけど、
やっぱりとってもさびしいことでもあるんだよね……
というのが泣かせるところなんだけど、
でも大丈夫。

男の子はいつまでたっても男の子だから。
背が高くなってスネ毛やチン毛が生えて男になっても、
やっぱり甘えん坊で臆病で意気地なしだから。

いけちゃんの代わりに、
おっぱいを求めるようになる。

バシバシと顔を叩かれたり、
フガフガと匂いを嗅いでみたり、
いくつになっても叱咤激励を求め続けてしまうのだ。

大きくても、小さくても、
丸くても、とがってても、へこんでても、
たとえ片方がなかったりしたって
おっぱいはおっぱい。

サンキューベリーマッチ。



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