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『三丁目の夕日 夕焼けの詩』 [2009/12]

自動車免許取りも最終段階。
明日は府中試験場に行って学科試験を受ける予定。
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漫画を読むのはだいたい仕事のため。
ただの楽しみで読むこともあるが、
なんだかんだ心の中で仕事に結び付けて読むことになる。

たとえ仕事でも、
心の中の50%以上は普通の読者のように読む。
笑ったり泣いたり感情を動かしながら。
でないと逆に、仕事にもならないんだけど。

本日読んだ西岸良平の『三丁目の夕日』、
正式タイトルは『夕焼けの詩』かな、
この中の「坂道」という一編を読んで、涙が止まらなかった。
家族が留守にしていてマジ良かった。

話は、
一平くんという主人公が朝起きて、
最近見つけた近道を通って小学校に行き、
マラソン大会でも近道を使ってずるをし、
帰りには産気づいた妊婦のために近道を通って産婆を連れてきて、
で、遅くなったので近道を通って家に帰った。

という、ホントなんてことのない話なんだが
これがもう猛烈に泣かせる。
一人暮らしだったら
コピーして、トイレに貼っておきたいくらいじーんとくる。

子供の歩く道を大人が決めてはいけない。
近道を見つけたり、うろうろしたりして、
自分の歩く道を探していく。
それが子供というものだから。

そういうことなのだ。
気がつくと忘れちゃってるけど。

自動車免許取りを始めて約3週間。
教習所内や路上教習で乗れば乗るほど、
自動車の運転は怖くなっている。
なのに、明日、
府中の学科試験に合格して免許が取れたら、
今後は一人で運転しなければならない。

一昨日の卒業検定の後、教官に
「速度に注意して、安全に、運転を楽しんでください」
ということを言われたが、
果たして、楽しめる日が来るのだろうか。

一平くんよ、
キミの勇気と冒険心と笑顔を俺に分けとくれ。


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