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『パーマネント野ばら』 [2010/06]

月曜から金曜まで、毎朝幼稚園へ行く。
長男と次男を連れて。
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だから、毎朝20人くらいのお母さんたちと挨拶を交わし、
一人か二人と軽く世間話をする。

天気の話。
子供の話。
習い事の話。
などなど。

今朝は、背中に赤ん坊の女の子を背負ったお母さんと、
赤ん坊の頭をなでながら世間話をした。

いいなあ女の子。
昨日、映画観たら、女の子ほしくなっちゃった。
「ん? なんて映画?」

お母さんたちと話していると、ときどき思う。
女の人たちは手をつないでいるんだなあと。

べつに気が合うとか、話が合うとかじゃなくてもいい。
趣味が合わなくても、
生き方やファッションが全然ちがっててもいい。
時にはお互いに悪口や陰口を言ったりもしている。

それでも、女の人たちは、
女同士、全然別の方向を見ながら手をつないで歩いている。

父親、兄弟、男の子のクラスメート、
恋人、ダンナ、息子、孫。
そういう男たちとも時々は手をつなぐけれど、
ずっとつないでいるのは女同士の手。
おばあちゃん、母親、娘、孫娘、あーんど友だち。

だから、さびしさをずっと抱えている。
だから、男にとっては強くて、愛おしい。
映画『パーマネント野ばら』はそういう映画だった。

ラストシーン、
主人公の手を見て泣いた。

でもなあ、我が家の子供は男二人なんだよなあ。
妻もこの映画を観たらきっと
女の子がほしくてしょうがなくなると思ったので、
見たことは内緒にしとこうかなー
と思っていたのだが半券が見つかって、バレた。

観ると、女の子がほしくなると思うけど、どうするよ?


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