SSブログ

麻雀 [2010/06]

ワールドカップの1次リーグって、麻雀にとっても似ている。
昔からそう思っている。
urakouen.jpg
今、土曜日の午後3時半。
我が家には4人の坊主がいて、なんか遊んでる。
うちの長男、次男、長男の幼稚園の友だち、そしてその兄貴。
レゴで思い思いの飛行機やらクルマやらを作っているが、
さっきCDプレイヤーから、
アニメ『イナズマイレブン』の主題歌「勝って泣こうぜッ!」が
かかった時には声をそろえて歌っていた。

いや、声は全然そろってなかったな。
どっちっていうとバラバラ。

この4坊主が麻雀とかしたら、誰が勝つのか?
彼らの歌を聴きながらそんなことを考えた。

麻雀には、自分の手を作っていく予想や
相手の手を見抜いていく読み、というような基本技術も大事だが、
そんなものを凌駕してしまう“ツキ”というものがある。
いわゆる運。

この運によって、
麻雀覚えたてのタコだって、バカ勝ちしたりすることはある。

だけど、このツキ、運の流れをきっちり見極め、
自分に呼び込んでいき、
ふらふら浮雲のような運を手にしていく力、
それこそが雀師の強さなのだと俺は思っている。

運が来ている敵、乗っている相手の攻撃をしのいで、
運を失っている相手から点棒をむしりとる。
必ずしもトップに立つ必要はない。
プラスの線を守って2位以上にずっと居続ける。
それができる雀師こそが、最後に勝つ。

そしてそれを人は“経験”と呼ぶ。
ワールドカップの1次リーグとおんなじじゃんと思う。

今夜、日本は2戦目、優勝候補のオランダと戦う。

初戦、カメルーンからメンタンピン、
3900点を振り込みあがりして、
あとはその点数を守り抜いて勝った日本、
今日の半チャン×2の前後半90分をどう戦うのか、
ビシバシリーチをかけてくるオランダに対して、
チートイでしのいでいくのか、
ノーテン続きでバップを支払い、
カメルーンからもぎ取った点を吐き出すのか、
それとも、カンチャン引っかけリーチで
まさかのマンガンを上がって
早くも勝ち上がりを決定するのか。

ツキの流れを見極めながら成長していく…
日本代表選手たちを応援したいと思っている。

でも、今日は坊主の友だちがお泊りする予定だからなー。
8時半までに寝てくれるかなー。

さーて、晩飯の手巻き寿司の用意でもすっか。
麻雀でなく手巻き寿司争いなら、
勝つのはうちの食いしん坊次男かもしれない。



nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

suke

あー全く同じことを考えてました!
降り麻雀で配給原点死守の慎重雀士が多かった。
配牌が悪い英国雀士やイタリア雀士はぐずぐずしてるしー。
スペインは「え、これが通らないの?」みたいなよくある大事故。
ブラジルの独特の手作りが……ちょいと面白いかな。
日本は3万点弱でオーラスを迎える? ここは2チャ死守?
”朝までやる感じ”=ワールドカップですね〜。

by suke (2010-06-21 16:55) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。