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『南極料理人』 [2010/08]

細面の太川陽介、
usagi.jpg
じゃなくって、堺雅人が主演の
映画『南極料理人』をDVDで観た。

南極越冬隊に出かけた8人の物語。
海上保安庁から派遣された料理担当者が主人公。

おにぎり、伊勢エビのエビフライ、肉!など、
原初的に食欲をそそる食事が作られていって、
とても美味しそうで、とても面白かった。

いいなあ、
俺も一年くらい南極のドームふじ基地で暮らしてみたいなあ…
などと思いながら観ていたが、
観終わってみると、
今の俺の現状とあんまり変わらない気がしてきた。

朝、朝飯と昼の弁当を作る。
昼飯を作ったり食べたりしたら、冷蔵庫の中身を確認して、
食材の買い物に出かける。
夕飯を作ったら、その食べ具合などを確認して、
子供を寝かしつけながら明日の朝飯と弁当のメニューを考える。
子供が寝たら米を研いだり、
翌日の下ごしらえをしたりしてから寝る。

基本的に、毎日この繰り返し。
堺雅人の南極料理人とあんまり変わらない。

ただ、こちらは外に出かけられるし、
時々外食とかできる自由がある。
そのかわり、向こうは1年間、
こちらは子供が自立するまでなのでちょっと先が長い。

映画の途中、クライマックスのひとつで、
堺雅人がむくれて部屋に閉じこもったために、
7人の男達が食事を作ろうとするシーンがある。

できあがった料理は鶏のから揚げなのだが、
これが泣かせた。

最近、子供たちが朝飯を手伝ってくれる、
というより手伝わせてやっているのだが、
もしも俺がメシ作りを拒否したとしたら、
ヤツらは自分達で食事を作ろうとするのだろうか?

作るとしたらどんな料理を作るのだろうか?


夏休みだから、ちょっと試しに寝込んでみるかな。


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