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オグリキャップ [2010/08]

先月、7月3日にオグリキャップが死んだ。
ajisuta.jpg
牧場で放牧中に骨折したとのこと。

それ以来、
「強いってことってなんなんだ、
 強さってのはなんじゃらほい」
と、ボーっと考えていた。

俺にとって、
今まで見た最も“強い存在”が、オグリキャップだから。
競馬の世界だけでなく、すべてをひっくるめて。

例えば、同じ馬で考えても、
ディープインパクトはすごく速くて全然負けないけど、
オグリキャップほど強くない。
ナリタブライアンは圧倒的な走力を持っていたけど、
強いときと強くないときに差がある。

んー、強さってナニ?

で、グリーンチャンネルの特番、
『オグリキャップ 激闘の記憶』というのを見てて、
なんとなくわかった。

“強さ”というのは
人の心を動かす力なのだ。

人間は生き抜くために“強さ”を求める。
異性の気をひこうとして戦ったり、
美しさという強さを磨いたりする。

時には強さを誇示して、
他国の人間に言うことを聞かせるために、
爆弾を落としたりするという愚行にも出る。

それほど、“強さ”というのは、
人間にとって、いや、動物や植物たちにとっても魅力的なのだ。

驚かせる!
泣かせる!
笑わせる!

とりあえず、身近な人間に対してだけでもいいから
“強い”人間になりたいなと思う。
心を動かすことのできる毎日を送りたいと思う。

さらば、オグリキャップ。



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