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坂の街 [2011/08]

坂の街、といえば、
sikairou.jpg
小樽や函館、横浜に別府なんかを思い出すが、
その本格派ぶりからいえば、断然、長崎に軍配が上がる。

夏休み旅行の四日目は長崎市内観光。

長崎市科学館で恐竜の骨に触り、
グラバー園で鯉に餌をあげながら鳩につつかれ、
ペンギン水族館では10年かけて作ったらしい
〈自然の散歩道〉を横切るサワガニの多さにビックリする。

昼ごはんは四海楼で、ちゃんぽんと細麺の皿うどん。

最初は学生時代の二十歳の頃、
バイト先の友人が長崎に帰郷した時に連れてきてもらった。

二回目は12、3年前、
妻と九州競馬旅の途中で長崎に寄って食べた。

そして、今回が四海楼三回目。

クリーミーで濃厚なちゃんぽんのスープを、
子供たちが飲み干していた。

夕飯はチンチン電車に乗って、
熊本地鶏・天草大王の刺身と炭火焼を食べに行く。

その店に入る手前、長男に
今何て言う県にいるんだっけ?
と尋ねてみた。

長男は少し考えてから、
「……信州?」
と答えた。

惜しい!
それは長野県!
今は長崎県!

天草大王を食べていたら、
妻の友人から連絡がきて、
帰りに宿まで送ってくれると、うれしい言葉。

高台にあるホテルに登る途中、
長崎ならではの道がある。
狭くって急な坂道の真ん中に何本も巨木が立っているのだ。

坂の下にある諏訪神社の御神木とのこと。

車を運転する妻友は、
わざわざ道を間違えてくれて、
その坂道を往ったり来たり、
遊園地より盛り上がる小ドライブになった。

長崎は坂の街。
子供たちの記憶に、そう残るかもしれない。




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