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将来の夢 [2011/11]

中学生の時、
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作文に書いた「将来の夢」を、
みんなの前で発表した時のことを
最近、よく思い出す。

その中身は、

「高校生になったら、
 日本全国を回って、
 日本中のさまざまな職業を体験し」

「大学生になったら、
 世界をぐるぐる旅して、
 世界中のいろいろな職業を経験し」

「それから自分がやりたい職業につきたい」

という、
まあ若者が考えがちな抽象的な内容だった。


世界史かなんかの言葉に
“地理的視野の拡大”
とかいう言葉があって、

人類の歴史は地図を広げていくことだー!

みたいに書かれていて、
で、

人間ひとりの歴史も、
自分の足で自分の地図を広げていくことなんだな、きっと!

とか思っていた頃のこと。
今でもまあ、そう思っているのだが。


子供が、
幼稚園で近所の友達を作っていったり、
冒険の場を広げていったり、
小学校に通い始めて
独りで行く場所が増えたりして、

“自分の足でどんどん地図を広げていってる”

のがすんごく感じられるので、
たぶん、
その“中学生時代の夢”語りを思い出すのだろう。


その「将来の夢」の作文を読んだ時、
もう一人のクラスメートも「将来の夢」を発表していた。

クラスで好きな女子だった。

だから、その時間がとてもうれしかったのだ。


彼女は、その時に語った
“具体的な夢”をまっすぐに叶えていった。

俺は全然夢を叶えていないような気もするし、
いや、時間はかかっているけれども
道草を食って遠回りしながらも向かっていってる気もする。


もし長生きしたら、
100歳くらいの時にまた、
中学時代に語った夢のことを思い出すかもしれない。





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