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うさぎ映画 [2012/03]

昔っから、うさぎが好きではない。
fujiyama.jpg
うさぎ好きの人が聞いたら怒られそうだが。

そう、
世の中にはうさぎ好きの人がいっぱいいる。

闇金でブイブイ言わせている
ウシジマくんも、うさぎが大好きだ。
「ウサギはさびしいと死んじゃうんだよ」
と小動物のような目をした酒井法子に
テレビの中から訴えかけられたこともある。
フィクションだけじゃない、
実際にペットとして飼っている知り合いもいた。

だが、俺にはうさぎを可愛いと思う
その気持ちがまったくわからないのだ。

第一に、目の位置が嫌なのだ。
それからなぜ、鼻をひくひく動かすのだ。
耳も、長いのはいいとして、
なぜそんなに充血させているのだ。

と文句をつぶやきながら、
うさぎ関連の映画を二つ、DVDで観た。


一本目、
『ラビット・ホラー』。

清水崇監督のホラー映画。

満島ひかりがすごく熱演している。
ただ、俺の場合、
ホラー映画は主人公が熱演すればするほど
映画自体怖くなくなる傾向がある。

それに、このホラーは
観客みんなが
“よく知っているイメージを次々と押し出していく”
タイプの映画で、
それはとても有効な手段なのだが、
どっちかというと
“見たこともないものを見せてくれる”
ホラーが好きな俺としては、
いまいち鳥肌が立たなかった。


二本目、
『うさぎドロップ』。

登場人物も、カメラも、
とにかく良く走るSABUの映画。

芦田愛菜の表情に癒されたり、
微笑まされたりしながら、
心を走らせながらとても面白く観たのだが、
同時にむかっ腹が立ってしょうがなかった。

なんで、あんなにいいコなんだ!
あんな子供がリアルにいるのか!
いや、いるんだ、知ってる、存在しているのは。
だけどもおかしい、
なんで、うちのガキはあんなにもしょうがないんだ!
どういうわけなんだ!

と、
二つの感情が混在してしまい、
いまいち泣けなかったのだ。


たぶん、俺はうさぎと相性が悪いのだろう。

ま、昔食べたうさぎのジビエは美味かったが。
ボルドーワインと一緒にまた味わいたい。
どっかのレストランで作ってくれないかな。

なーんて、
うさぎ好きの人がますます怒りそうだな。



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