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トヨタ・アクア [2013/01]

夢の中でマージャンをして、
大三元をあがった。
pandatokuma.jpg
配牌でリャンシャンテン。

白が二枚、
が二枚、
が三枚あった。

ドラの白が二枚ある。
つまりドラ表示牌は……
四枚のうち残りの三枚が
すべて俺の配牌にあったわけだ。

これはツイてるなと思った。

ポン。
一巡目にを泣いた。

二巡目か三巡目に白をツモってきた。

テンパイ。

二萬、四萬の間の
三萬カンチャン待ち。

すぐに三萬が下家から出た。

ロン! 大三元。

「うそー」
「はえー」
「ほえー」

久しぶりの役満がうれしかった。
あくまで夢の中の話だが。


トヨタのアクアは、
プリウスをコンパクトにしたハイブリッドカーだ。

マージャンの役で
プリウスが<大三元>だとしたら
アクアは<小三元>ていうところ。

レンタカーで借りたクルマはオレンジ色だった。
トヨタの勝負車らしく、
これといって個性がないドライブ感なのだが、
運転している感じはとっても気楽だった。

第一にプリウスを運転しているときに感じる
「俺エコ」
的な、心の重さがほとんどない。

そして、車体自体もプリウスよりもずいぶん軽い。

プリウスを運転していると、

“人”を乗せるために走っているのか…
はたまた“電池”を乗せるために走っているのか…!?

と、微妙にわからなくなってきて
ますます
「俺とエコカー」の愛は成り立つのか、
などと考え込んでしまうのだが……

アクアはバッテリーが軽い感じがして、
余計な重さを引っ張らなくてすんでる気がして、
そのぶん気分も軽くなるのだ。

それにカラーリングが楽しい。

マージャン牌のような白。
によく似たオレンジ。
みたいなグリーン……は
あったかどうか知らないが、
もしあるならば
<白>の大三元カラー三台で
万里の長城をドライブしてみたい気もする。

万里の長城はクルマで走れないかもしれないが。


ロン、大三元、三万二千点。

あれ?

なんかおかしいなと気づいた。
俺の牌に矛盾がないか?

ポンしたがあって
手の中には
が三枚あって、
白をツモって三枚になって、
あとは二萬、四萬、五萬、六萬、七萬だったよな確か。

あれれ。
面子オーバーじゃん。

つーか、
実は白が二枚のまんまで頭なんじゃねえか。

となると、
大三元じゃなくて、
小三元じゃん。

小三、ホンイツ、ドラドラで倍満か。
一万六千点だよ、ホントは。

どうしよう、申告し直そうか。

ま、誰も気づいてないからいいか。

そんなことを瞬間的に考えていたら、
雀荘に友人が飛び込んできた。

「やったぜー!」

とっても嬉しそうに叫んでいる。

「宝くじが当たった!」

確かに、手に宝くじを持っている。

「いくら当たったの?」
「三百万?」
「もしかして一千万!?」

首を振る友人。

「まさか…」
「三億円!?」

「そう、三億円!!」

なんでだかわからないが、
俺の頭の中では
1等賞金が三億円だった。

「よかったなー」
「やったなー」
「めでたいなー」
「よっしゃ、いっしょにマージャンやろう!!」
「おお!」

というところで目が覚めた。


夢の中で
大三元が小三元に訂正されることはなかった。

マージャン仲間の中では大三元だが、
俺の中では小三元で、
なんか喜ばしい感じがした。

俺個人の意見なのだが、
大三元という役より
小三元のほうがなんとなく好きなのだ。

あけましておめでとうございます。

アーンド、
夢の中で宝くじが当たった
誰だかよくわからない友人も
おめでとうございまーす。



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