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映画『土竜の唄 香港狂騒曲』 [2016/12]

映画『土竜の唄 香港狂騒曲』を観た。
マカオ劇場.jpg
いまのところ、4回。

関係者だからだが、
それぞれ感想が違った。

1回目はラッシュの状態。
まだ、ところどころCGなんかが入ってなく、
音楽も入ってない。

面白かった。
正直、できるだけ笑いをこらえて観ていたのだが、
笑った。
CGや音楽がない分、
俳優たちの気持ちがダイレクトに伝わってきて、
主演の生田斗真氏が
「スターになる」映画だなーと思った。

2回目は関係者試写。
試写室で、完成版を初めて観る。

やられたーと思った。
新しいヒーロー映画が、
もしかしたらシリーズになるかもしれない
ネオ・ヒーロー映画が
出来上がったと思った。

3回目は完成披露試写会。
六本木のTOHOシネマ。

観客は90%くらい女性かな。
思わぬシーンで笑いやどよめきが起こり、
予想よりも
歓声とかの反応がいっぱい噴出してきて、
映画ってすごいなって思った。
と同時に、
人それぞれいろんな感情を持ってて、
人間ってやっぱ面白いなって思った。

4回目はマカオ国際映画祭。
お客さんはマカオや香港や中国の人たちだろう。
女性が圧倒的。

前の方にいる女性たちのリアクションが
わかりやすくて、
つい釣られて笑ってしまう。

と思ったら
すぐ後ろで見ていた黒人と白人のおっさんが
ガハガハと
全然別のところで笑うので、
またまたつられて笑ってしまう。

そして、この回は
英語の字幕がついていた。

それを読んでいたら
ぐっときて、涙ぐんでしまった。
日本で観ていた3回とは
全然違う感情が湧いてきて、
自分でも驚いた。

そして、
確かに、
三池監督が言っているように

「映画は観客のみなさんが観てくれて完成するもの」

だなーと思った。

うん。

今回の『土竜の唄 香港狂騒曲』は
最高にくだらないコメディーアクションだが、
裏側に
隠しテーマがあるなーと思っている。

「檻」から脱出して、
笑って、
「お天道様」を見上げようよ。

というテーマ。

これから先、
5回目、
6回目と観た時には
また、
自分の心に勝手に作り出してる
「檻」から
笑いながら
脱出できるのかもしれない。

楽しみ―。

その「心の檻からの脱出」という楽しみは、
俺にとって、
この『土竜の唄』の場合だけじゃなく、
いろんな映画にもある
とっても大切な楽しみなのだー!

と今、あらためて思っている。


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コメント 1

KAZUYA

初めまして、リツイートなどをありがとうございます。
tomooさんは、映画「土竜の唄 香港狂騒曲」の関係者でしたか。担当は、編集なのでしょうか?。基本は、フリーランスのライターということのようですが、実は、私は、ストーリーのタイトルと原案はできますが、脚本は苦手な感じです。現在でのストーリーのタイトルと原案は、このような具合です。
「匙加減」
 郵政上場企業化のノンフィクション。
「揺たう皇統」
 古代皇族子孫方々の現代社会での悩みなどのノンフィクション。
いかがでしょうか?。
by KAZUYA (2017-01-15 15:56) 

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