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コンドルズ『ELDORADO』 [2008/04]

2008年4月27日日曜日。
昨日のニュース。長野で聖火リレー。星野仙一、欽ちゃん、福原愛ちゃん、北島康介などが走る。
チベット関連で中国に抗議しようとして逮捕された人は5人。

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生まれ育った長野市。
北京五輪の聖火リレーが走るってことで注目を集めていた。
んで、朝からテレビで見た。
「知り合い誰か走んねーかなー」と思いながら。
あるいは「沿道で誰か手を振ってたりしねーかなー」とか思いながら。
だが、テレビで映していたのは有名人ランナーと
中国人留学生と、チベットに自由を! と抗議する人たちばかり。
おまけにゴール地点でやってるらしかったアトラクションとか全然見せてくれないし。
なんか残念な気持ちでいっぱいになった。
で、想像した。

「もし、チベット弾圧問題が浮上してなかったら……
 どんな聖火リレーだったんだろう?」

まず、善光寺から出発。
参道、星野仙一日本代表監督が、長野名物「おやき」をほおばりながら走る。
欽ちゃんは長野駅前を、戸隠そばを手繰りながら欽ちゃん走り。
愛ちゃんは、真っ赤なりんごを真っ赤なホッペで齧ってはラケットで打ち、齧っては打つ!
北島康介は長野のパワー食品、ハチノコとイナゴを手渡され困惑。
最終走者の野口みずきは、右側が武田信玄、左側が上杉謙信に変装、
川中島の合戦状態でゴール!

てなリレーになってたかもしれない。
そう考えると、今回の聖火リレーはまったく面白くなかった。
中国の旗が、しかもでかいヤツはあんだけ並んでいたら、中国を走ってるようなもんでしょ。
だいたい、オリンピックは都市が開催するイベントなんだから、
振るんだったら中国のじゃなく北京の旗にしなさいよ、とか。
全然違う意味になるけど。
ん? 長野の旗ってあるのかな? きっとあるんじゃないかな。

最近はどうも何かと影響受けやすくなってて、
DVDで『ロッキー・ザ・ファイナル』観たら、ロッキーみたくもろ手を挙げて飛んだり跳ねたり、
試写で『少林少女』を観たら、少林拳というか太極拳習いたくなっちゃうし、
テレビで映画の『トラフィック』観たら、草野球やりたくなっちゃうし。

一番胸をざわざわさせたのが、テレビでやってた
コンドルズの舞台『ELDORADO』。
NHK教育の<近藤さんちの体操>でおなじみの
近藤良平率いるダンス集団の舞台なのだが、
彼らは基本的に学ランがユニフォームなのである。
大川興行ではないので、他の衣装もあるんだけど。
で、踊ったり走ったり笑わせたりするのだが、観てて思ったのは

「ひさしぶりに学生服着てみたいなあ…」

だったのだ。
学生服着てゲーセン行ったりラーメン食べたりチャリンコ乗ったりしてえ!って。
このメタボな体で着られる学ランはもしかして存在しないのかも……
つーか絶対似合わないし、
すれ違う人が異常者かと思ってびっくりするから迷惑だよ……
などと思えば思うほど募る想い。

しょうがないから松明でももって
その辺の道を走ってみるかな。
なんちゃってー。

井の頭公園 [2008/04]

今日も朝の散歩中。
抱っこ寝の子供がなかなか起きないので長引く。
と打った途端に目が覚めた。

命が風前の灯のカラス、
両手を三角にあげてじっと立ち尽くしている二人の西洋人、
ガン検診帰りの近所の魚屋のおばちゃん、
などに出会う。

緑がホントに美しい。
昨日「不都合な真実」を見た影響か?
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『サイゾー』2008年5月号 [2008/04]

2008年4月22日火曜日。

下の子供8ヶ月が「外に連れてけ」とうなってる感じがするので、
抱っこして朝から吉祥寺の街へ。
10時前に開いてる店は本屋だけだったので、
突然の立ち読みタイム。
子供が眠っている30分に読んだのが、

saraudon.jpg
『サイゾー』2008年5月号 サイゾー発行 定価790円、だったかな?

全部読んだわけではないが、
アンダーカルチャー的なおしゃべり情報誌。
若者向けのゴシップ誌というか。

今月号の特集は「ジャニーズ」と「覆面座談会」。
ジャニーズの特集は、まあそれほどジャニーズ好きではないので、
普通にふんふんと読めた。
歴史を描いた漫画がわかりやすかった。

一方、「覆面座談会」は
さまざまな内容を4ページずつ、
「芸能界」だの「トヨタ」だの「サッカー」だの「ヤクザ」だの、
その道に詳しいライターとかが「覆面座談会」しているのだが、
これはなかなか面白い企画だった。

なんていうかなー、
つまり一般の人には絶対的に必要じゃないだろう情報の良さっていうか、
ヒマツブシというよりゴクツブシ的情報が
実は実は週刊実話的にステキな娯楽なんだなというのがわかるのね。

で、
なんで大して儲かんないのにライターなんかやってるのかっていう
その気分もなんとなく伝わってきて、
のんびりビールでも飲みたくなるような感じになるのよ。
ま、それは今日暑いからなんだけど。

あと徳光アナの息子さんと岩井志麻子の対談が面白かった。
同じゴシップ系おしゃべりでも、
頭がよくて開放しちゃってる人が話すと思わず耳を傾けたくなる感じ。
あれだけ毎号楽しみに立ち読みするかもしれない。

ま、立ち読みされる雑誌ってのもしあわせってことで、勘弁してちょ。

シルヴェスタ・スタローン [2008/04]

2008年4月20日日曜日。
皐月賞はキャプテントゥーレが逃げ切り。
台頭著しい若手騎手の仲で、
やっぱり川田が一番頼りになる、カッコいいと思いました。
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雑誌をなかなか読めないので、映画について。

仕事のためにシルヴェスタ・スタローンのDVDを観た。
『ランボー』の1・2・3を観て、
『ロッキー・ザ・ファイナル』を観て、
5月公開の新作『ランボー 最後の戦場』の貸し出しビデオを観た。

自身まさにアメリカンドリームなスタローンが
最後の『ロッキー』でアメリカンドリーム物語に終止符を打って、
そして撮ったのが最後の『ランボー』なわけだけど、
このランボーがもう、好き勝手というか、
売れなくたっていいというか、
60歳を過ぎたら自分の好きなように生き抜いてやるんだ!
つー気持ちがビシビシ伝わってきてびっくりした。

この映画、
今までのようなアクション映画じゃなくて、
バイオレンス一直線の映画、
サム・ペキンパーや『フルメタルジャケット』系なので、
今までの『ランボー』ファンの人とかは怒るだろうし、
初めて観る人も唖然とする感じ。
80分くらいでエンドロールが流れてきたところで
おいおいおいおいこれでおわりかよー、と驚きながら
ちょっと感動した。
その好き勝手さというか、映画人としての自由さに。

若い頃、「えー、スタローンの映画観るの~」と
微妙にかっこつけて観るの避けたりしてた自分を思い出して
ちょっと反省したりして。

いやいやスタローン、カッコいいよ。

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