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『エデンの海』 [2008/12]

仕事のために映画『ヘブンズ・ドア』を観る。
ootuka.jpg
死ぬまでの残り少ない時間に何をするのか?

というテーマを聞いたときは、
またか…とか、どうなのそれ…と思ったが、
映画自体はとても面白かった。

観ている間、主人公二人と旅するうちに
生きていることのかけがえなさに気づいていって、
見る景色が変わって見える。
どんなものでもいとおしく見えてくる。

というような絵に描いたような感想が残る映画。

監督はアニメ映画『鉄コン筋クリート』の監督。
外国人監督が撮ると日本の景色が美しいのは
毎度のことながら不思議。

で、そのあと、たまたまケーブルテレビでやっていたのが
山口百恵の『エデンの海』。
おっと、これは三浦友和連チャンか~!?
(三浦友和は『ヘブンズ・ドア』に出演してる)
と思ったら意外にも出ていなくて、山口百恵の相手は南條豊。
タイトルクレジットに、

北林谷栄
三崎千恵子
悠木千帆

と三人が並んで書かれていたので、ビックリやらうれしいやらで 
大掃除のガラス拭きをしながら観てしまった。

水着で馬に乗る女子高生・山口百恵。
その後ろで振り落とされないようにつかまる先生役の南條豊。

これはお客入るよなー。
文芸シリーズと銘打たれた山口百恵シリーズの第四弾。
漫画が続々と映画になる今の状況と、ま、同じ感じ。
山口百恵のようなスターはいないけれど。

続いて見た『山口百恵映画予告集』は圧巻だった。
山口百恵と三浦友和の
ゴールデンコンビの年のとり方がたまらなく素敵。

正月中ずっと見ていられたら幸せだろうなあ。

有馬記念。 [2008/12]

有馬記念当日。
「あそぼー」
「だーだーだん」
子供が騒いでいる合間を縫って新聞を広げた。
banei.jpg
阪神最終レース、ファイナルS。
ドキッとした。
13番にコレデイイノダがいるのだ。

「これでいいのだ」
赤塚不二夫とバカボンパパの顔が重なって胸に浮かぶ。

こ、これは、
このレースでコレデイイノダが勝つという暗示なのか?
それとも……

有馬記念、13番はダイワスカーレット。

三連単のフォーメーション、
1着、13番のところにマークする。

次は2着、
8番スクリーンヒーローと10番マツリダゴッホをマークしようとしたとき、
もう一人の俺がつぶやく。

「おまえ、その馬券でいいの?」

ギク。ギクギク。

そうですよね。有馬記念だもんね。
もうちょっとハデにいかないとねー。

不況の2008年、ニュースではやたら悲鳴を流す。
それもどうかなとは思うけど、
ラストにもうダメだと思った感じの馬が来たっていいじゃないか。
追い込みの馬を探す。

おあつらえ向きに、「夢」という文字が馬柱にある。
ドリームジャーニー、
そしてアドマイヤモナークは父がドリームウェル。
11番14番の2つを2着のところにマークする。

そして3着、11番と14番をマークして、
残り4頭を選べば10点買い。
1000円ずつで計1万円で勝負。
さて、どの馬か……

スクリーンヒーロー、マツリダゴッホ……
そうだ、あと2頭は、ベテランを応援してみるか。
黙々と仕事し続けてきた職人のような馬。
7歳馬が2頭いる、3番コスモバルクと6番エアシェイディ。
これでいいのだ。
軽くつぶやきながらマークした。


午後3時30分。
手元には、985万円があった。
あと15万で一千万だった……。

なーんてことがあったらビックリだったけど、
まったくアドマイヤモナークなど買えるはずなく、
全然当たらない有馬記念でした。

今年の有馬記念がもう一回あっても
やっぱり獲れないな、たぶん。


2008年有馬予想。 [2008/12]

有馬記念。
JRAのCMが気になっている。
佐藤浩市、大泉洋、小池徹平、蒼井優のやつ。
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佐藤浩イチ?
大「白」水洋?
CMの最後に蒼井優が言う。
「息、白!」

それはすべて白帽子1枠1番、
カワカミプリンセスが勝つという暗号ではないのか!?

じゃあ残りの一人、小池徹平にはどんな暗号が隠されているんだろう……

「小池君のこと好きかも…」
一瞬、蒼井優から告白されたかと思ったら、
その相手は「総務課のミカちゃん」だった、という話。

カワ“ミカ”プリンセス?

うーむ。やっぱり単勝買うしかないのかあ?

今年一年の文字は「変」だった。
訓読みで読むと
「カワル」カミプリンセス。

久しぶりに高視聴率だったNHKの大河ドラマは
『篤プリンセス』。
そういえば蒼井優と宮崎あおいは仲がいいらしい。

暗号的に言えば、もう一頭気になっている馬がいる。

3枠4番のエアジパング。

いや、エド・はるみが
「今年の有馬はジッパング~♪」
と歌っている、というわけではなくて。

個人的に、今年もっとも忘れられない出来事は
赤塚不二夫先生が亡くなったこと。
だから「赤」帽子で「フジ」に縁がありそうなこの馬は気になるのよ。

藤原牧場生まれ、藤原厩舎、藤田騎手騎乗、
まさにフジだらけなのだ。

有馬記念を当てて、
「これでいいのだ」と言いたいのだ。


『週刊プレイボーイ』 [2008/12]

漫画の打ち合わせの最中に
いろいろ雑誌をめくることがある。
その中で手にとった『週刊プレイボーイ』。
chari.jpg
漫画家が言う。

「ぎっしり詰まってるよねえ。これ作るの大変だろうなあ」

その通りで、大変な労力とお金がかかっていることを
ページをめくっていると感じる。
と同時に、だからこそ今、売れない感じもする。

はああ~とため息。

今週のプレイボーイは合併号で、
巻中に<今年ブレイクした女優ランキング>みたいなのも載せたりして、
お得感を一生懸命出そうとしている。

『SPA!』風な若者向け調査、
<エコ貧民>のうんたらかんたらとかも特集されているし、
また一方でタレントグラビアいっぱい、お遊びヌードも欠かさない。
「破産しても買いたい」モノカタログも載っている。

盛りだくさんで、これで売れなかったらどうなんだー!
的な叫びが聞こえてくる。
のだが、やはり売れないのではないだろうか。

たぶん、買うほうは怖くってビビッてしまうのではないか。
情報の多さと押しの強さに。
ビビるために、わざわざ370円を出せない、
出してみる勇気を失っているのが、
日本の若者の大多数の現状なのだと
『プレイボーイ』を眺めていてなんとなく思った。

明日は有馬記念。
漫画家は三連単の三頭ボックス。
1番カワカミプリンセス、10番マツリダゴッホ、13番ダイワスカーレットを選択。
1万円ずつ6点で6万円。
一番配当がいいのが来ると200万円だそうである。

なんか当たりそうな気がするなあ。


公園めぐり。 [2008/12]

井の頭公園のそばに住んでいるので、
何かと井の頭の池の周りやらジブリそばの西園やらで
公園的な用事を済ましてしまいがち。
子供と遊ぶとか、弁当食うとか、散歩するとかの用事ね。
kouen.jpg
それで十分事足りるのだが、
いつものローテーションだけじゃ人生つまらないので、
小さな公園を見つけると軽く寄ったりする。

といっても、子供連れで公園に寄ると、
思わぬ深遊びになってしまって後々の予定に支障をきたしたり、
で、大人の都合に合わせようとして変に叱ったりして、
その結果、超ぐずりにつながってしまって後悔することも多い。

今日はクリスマス。

朝、目が覚めると長男が枕元をごそごそ探し物をしていた。
絵本をひっくり返したり、
布団の下に手を突っ込んでみたり、
で、何にもないことを確認すると一度布団をかぶる。
一瞬、間があって、じっとしてから再びごそごそする。

何もない。

「プレゼント、ないねえ」、
「どっかに隠したのかな」、
「サンタクロース忘れたかな」、
一人でぶつぶつしゃべっている。

次男も起きてきたところで
母親が軽く見つけたふりをして、
クリスマスツリーの下に発見。

「エースとエレキングだよ!」

つーことで、
ウルトラマンエースとエレキングと
ついでにウルトラマンメビウスを持って、
今日は行ったことのない公園を選び、
前のかごに次男、後ろに長男を乗せて自転車でめぐった。

第1号公園は山すべり台がある公園。
1歳4ヶ月の次男はキャーキャー降りているのに、
4歳の長男は、一度降りたら怖くてもう降りない。

第2号公園はドーナツ状の砂場と
いちゃいちゃしてる高校生のカップルが特徴的。

第3号公園には、
二つのすべり台にすべり棒や縄のぼり、
ブランコに電車の吊り輪みたいなものまで全部ついている
たぶん最新式の複合型巨大遊具があった。

第4号公園では、
長崎の原爆反対平和祈念像の小さなやつを前に、
肉まん海老まん豚角煮まん焼きそばまん&ポテトを食べる。

第5号公園に寄って、
最近登ってないので登りたかったんだよという
ジャングルジムに挑戦してもらおうかなと思ったが、
さすがに長男は疲れたらしく遠慮された。

エレキングもご苦労様でした。

メリーネコスマス! [2008/12]

今日とか明日とか、猫を飼ってる人がうらやましくなる。
dadandan.jpg
「メリーネコスマス!」

仕方がないので、その辺の猫に声をかける。
なかなかニャーとは返事してくれない。

仕事の後、ヨドバシカメラとかユザワヤでかなり悩んで、
子供のプレゼントを買う。

長男は、サンタクロースに
「エレキングとウルトラマンA!」
とお願いしているので、それをゲットしてオッケーだが、
次男が問題。

①長男がほしがりそうにないもの。手を出さないもの。
②長男のプレゼントよりも大きな包みにならないもの。
③長男のおもちゃの中に似たものがないもの。
④なんとなく気に入りそうなもの。

というような条件を頭の中に並べて腕を組む。

実は<だだんだん>と<アンパンマンカー>の
組み合わせのおもちゃが俺的にはほしかったのだが、
どう考えても、上の条件に合わないのであきらめた。

いつか、子猫を
クリスマスツリーの下に縛りつけておける
夜が来るのだろうか。


また行くきに。 [2008/12]

高知最終日。
kouchi.jpg
朝、6時過ぎに次男が寝たまま大泣き。
1時間ほど抱っこ地獄。
朝飯食った後には長男がわがままぐずり。
「ごめんなさい」
が言えるまで1時間ほど叱り地獄。

朝からちょー疲れる、けれど、これが旅の最終日によくあるパターン。

チェックアウト後、
初日にたまたま出会った<山本かまぼこ店>に再訪、
角天4枚、いも天2枚を購入。
そしたら
「一個じゃあケンカになっちゅうね」
と、コロッケ2つおまけしてくれた。
おばさんありがとう。

高知龍馬空港で締めの鰹のたたきを食べて、東京へ。

帰宅したらソッコー飯を炊いて、
梅干と味噌とチーズとおかかの4種類のおにぎりを握って、
角天いも天コロッケといっしょに食べた。

『お~い!竜馬』が読みたくなった。


だだんだん! [2008/12]

高知四日目。

路面電車、JR電車、バスを乗り継いでアンパンマンミュージアムへ。

山の風が冷たく吹く中に立つ
ばいきんまんの巨大ロボ<だだんだん>。
背景に山があるとまたカッコいいんだ。

この高知のアンパンマンミュージアムは、
横浜のアンパンマンミュージアムに比べると
エンターテイメント性に欠けるけれど、
どきんちゃんやばいきんまんの巨大絵画や立体ロボを目のあたりにできれば
それで大人は結構満足感がある。

<だだんだん>のソフビ人形、50センチくらいのがすごくほしくなる。

夕飯は旅館で江蟹と鰹のたたき皿鉢。
江蟹は、爪がでかくてかわいいし、味も濃くて上等なワタリガニ、
という感じなんだけど、ちょっと食べづらい。
身がつるっと剥けないので、子連れには向いてない。

キーキーわめく二匹のカニクイザルが、
剥いていくそばから身を奪っていくんで。
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伝説の宝 [2008/12]

高知三日目。

日曜市で、鮎めしと田舎寿司と、いも天いか天やさい天を買って、
高知競馬場へ。

単勝一個だけ的中。

夕飯は、鰹にタコにぶりにはちきん地鶏に土佐和牛の塩たたきづくし。

帰りに長男が
「何か面白いものをゲットしたい!」
とぐずる。

結局、<伝説の宝>とかいう、わけのわからないものをコンビニで買ってもらう。
まだ、開けてないのでお宝は不明なまま。
200812211321001.jpg

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カツオ~! [2008/12]

高知二日目。

朝、旅館で鰹の角煮と練りみそご飯。
昼、桂浜で鰹のたたき。
夕、高知城下の<珍宝亭>で鰹のたたきと塩たたき。
夜中、お土産の鰹の塩たたき入りお寿司、土佐巻。

「こら、カツオ!」
「ニンニクくさいよ、ねえさ~ん!」
200812201619000.jpg

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