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アジエンスの。 [2009/01]

映画「昴」の記事のためにDVDで関係映画を観た。

製作ビル・コンの三本、
「グリーン・ディスティニー」「HERO」「LOVERS」。
黒木メイサ出演の二本、
「着信アリfinal」「クローズZERO」。

上記三本にはチャン・ツィイーが出ているのだが、
意外なことに主演ではあるが、主役ではなかった。
いい意味で。

ある時は舞台の道具になり、
ある時は物語の宝石になり、
ある時は主役が手にする花になる。

「世界で最も美しいのは私よ!」

シャンプーのコマーシャルで、
そういう役とはいえあまりにも威張って立ち尽くしていたので、
怖~、怖すぎる~と思っていたが、一度インタビューしてみたいなと思った。

でもやっぱり怖いので、好きな映画の話くらいでいいや。
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『モーニング・ツー』 [2009/01]

仕事の内容、職種を訊かれた時。

フリーライターです。
フリーのライターです。
フリーランスのライターです。
漫画雑誌とかのライターです。
ライティングフォーマガジーン。

などなどと答える。
mornig2.jpg
25歳くらいの時、フリーライターと答えていた頃、よく
「ああ、フリーターですか」と相手に言われて、
まあ、その後、話があっちゃこっちゃになると困るので、

いえいえ、雑誌とかの記事を書いているんですよ。

と一応答え直すことが多かったのだが、
そのたんびに

(雑誌関係の仕事ではありますが、実はフリーターと同じなんですよ)

と思っていた。というか、今も思っている。
もともとバイトで始めた仕事だし。

おんなじ410円。
競馬新聞を買おうかと思っていたのだが、やめて
『モーニング・ツー』を買う。
モーニングのスーパー増刊。
「NO CONCEPT NO TARGET NO RULE!!」
がキャッチフレーズ。

自由な漫画雑誌、ということだろう。

フリー、自由という言葉には二つの捉え方があって、

一つは「何者にも、何事にも束縛されない」という意味で、
もう一つは「自由自在にやれる」という意味だと思う。

「漫画を描いて、自由自在に表現できる」
ということは、漫画家にとって、まあ永遠不滅の目標だろうから、
ずっと到達できない地点なんだと思うんだけど。

この「自由な漫画雑誌」を読んで、
面白かった漫画を読んだ時には、

「作者が自分で好きになれるくらいまでには自由自在に表現できている」

という地点まで漫画家が行っているんだろうなーと感じた。
逆に面白くなかった時には、その漫画家に対して

「何事にも束縛されないがために、読者の感情も無視しているのでは?」

という感想を持った。
そういう意味で、まさに「自由」の意味を感じさせてくれる雑誌だった。

フリーライターの「フリー」は、
「何事にも束縛されない」という意味ではなく、
もちろん「自由自在」なんてことはなく、
ただの「無所属」ということなのだが、
漫画家はもちろん無所属、
今は、会社員や政治家までいつ無所属になるかわからないという時代。

だからかな、
ここ10年くらいは職種を訊かれると「フリー」はつけない。
「ライターです」
ということが多い。
ま、気持ち的には、ただの「ター」なんだけど。


『アヒルと鴨のコインロッカー』 [2009/01]

ケーブルテレビで
映画『アヒルと鴨のコインロッカー』を観た。
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映画が東京で公開される前、
紹介記事を書くってことで、原作の伊坂さんに話を聞かせてもらった。
1年半くらい前。

伊坂さんはこの映画を相当気に入ってて、
その話もとても面白かったんだけど、
ふとしゃべったひと言がずっと心に残っている。

小説を書く時間が少なくなると、ストレスが溜まっちゃうんです。

というような言葉だった。

なるほどなー。
そういうもんなんだろうなー。

それ以来、俺にとって、
やる時間がないと、
もしくはそれをやってないとストレスが溜まることって、
いったいなんなんだろう……
と、時々考えるようになった。
で、映画を観ながら頭の片隅で考えたりしていた。

ということは、つまりいまだ、
自分にとって欠かせないことを見つけてはいない、ということになる。
大げさに言えば天職みたいなもの。
いや、見つけなくたっていいんだけど。
でもまあ、
ちょっぴりさみしい気はするわけで。

この映画『アヒルと鴨のコインロッカー』を観ていると、
なんというかすべてのシーンが腑に落ちてて、
監督も俳優も原作者もボブ・ディランもみんな
自分にとって欠かせないことを欠かさずやってるんだなあ
という気分になってきて、
かなりうらやましくなる。

だから、1年か2年に一度、
深夜に観てしまう映画かもしれない。


我慢している。 [2009/01]

我慢している。
その気になれば観れるのだが、なぜか我慢してしまう。
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自分用のビデオを買った22歳の頃から、
時おりこの奇妙な“我慢の時間”がやってくる。

そいつは、
スティーブ・マックイーンの映画を観ること。
『大脱走』『パピヨン』『荒野の七人』『ゲッタウェイ』など、
なんでもいいから観たくてしょうがないんだけど、
なぜか先延ばし先延ばしにしている。

DVDレコーダーのハードディスクの中には、
録画した『大脱走』が入っているので、
リモコンのボタンを数回押せば、
軽快なテーマソングとともに捕虜を乗せたトラックがやってきて、
そのうち待ってましたとばかりに
“The Cooler KING”ヒルツが現れるのはわかっているのだが、
そのボタンが押せない。

やはりやはりやはり。
特別かっちょいい男を観るということは、
期待が大きいセックスをすることに近いことなのだと思う。

結果、大したことなくてもさ。

『ビッグコミックスペリオール』 [2009/01]

ケーブルテレビで
映画『チーム・バチスタの栄光』を観た。
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あー面白かった、ベンガルがよかったなー
と思うと同時に
漫画の『医龍』が読みたくなり、
『ビッグコミックスペリオール』の最新号を読んだ。

小学館の漫画雑誌で、
次に廃刊するとしたらこれだろうな『スペリオール』。
その看板作品が
『あずみ』から『AZUMI』となって新連載第二話が巻頭カラー。

映画化もされた美少女刺客時代劇が、
徳川の最初の時代から幕末へと舞台を移した。
で、主人公は同じあずみ。

それでいいのか、読者はうれしいのか、
同じ顔でもいいから名前ぐらい変えたほうがいいんじゃないか、
などという声も聞こえそうだが、
個人的には、いいじゃん、小山さんが得意な幕末でやるのも。
という感じ。

まー問題はコミックスの売り上げなのだが。

来年、NHK大河ドラマは『龍馬伝』だそうである。
主人公、竜馬をやるのは福山雅治。
んー、盛り上がりそう。

んな来年に、この『AZUMI』の中に
坂本竜馬が出てくるのは当然だと思う。
しかも、小山さんの『お~い!竜馬』の竜馬のまんま。

と思ってたら今回まず、
佐久間象山&吉田松陰が登場した。
登場したといっても回想の1コマなのだが。
絵は『お~い!竜馬』のまんまで。

この調子で、ばんばん歴史上の人物を登場させてほしい。
武市半平太とか岡田以蔵とか新選組とか
毎回登場させても一年間で24回しかないんだから、
竜馬にたどりつくまで
もったいぶってられないじゃん。って感じ。

問題は、来年まで『スペリオール』があるかどうか、
だったりして。
それはないか。ないでほしいな。

『スペリオール』全体は、
まあサラリーマン漫画らしくって面白いんだけど、
入り口のドキドキ感と、出口の爽快感が感じられないのが不安。

あ、『お~い!竜馬』原作の武田鉄矢の著作権はどうなるんだ?



『バクマン。』 [2009/01]

スポ根、
と聞くと何の漫画を思い浮かべるだろうか。
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『巨人の星』
『あしたのジョー』
『ドカベン』
『タッチ』
『キャプテン』
『スラムダンク』
『山下たろー君』なんていうのもあった。

待望のコミックス、週刊少年ジャンプで連載中の漫画、
『バクマン。』の第1巻を買って読んだ。

カテゴリーはスポーツじゃないけど、
漫画家を目指す二人の中学生のスポ根物語。
面白いので二度読んだ。
二度目のほうが面白かった。

スポ根で難しいのは、
“天才”VS.“努力=根性”という
一見、正反対の事象に見えることを両立させること
だと思うのだが、
こと“漫画”というスポーツにおいては
それが当たり前なんだなと気づかせてもらった。

また、もう一つスポ根で大切なのは
“素質による奇跡”と“努力による奇跡”の
ハーモニーなんだなってことも教えてもらった。

もう一つ、この漫画で面白かったのは、
主人公二人やまわりの人が、
「真面目に生きてれば気づくだろう真実」
をばんばんしゃべっていること。

1コマたりとも無駄にはできない……
その情熱こそが、
読者を熱狂させるスポ根の秘密なのだと思う。



『YSスペシャル』 [2009/01]

漫画週刊誌『ヤングサンデー』が廃刊となって、
いくつかの漫画は『スピリッツ』に移籍して、
そのほかの漫画のうちのいくつかは、
スピリッツ増刊『YSスペシャル』にて連載が続いている。
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その第4号は昨年の末に発売された。

冒頭、
スピリッツで連載されていたアクション漫画、
上條淳士の『DOG LAW』から始まり、
途中には、
スピリッツ増刊『Casual』で連載されていた
伊藤潤二のホラー『ブラックパラドクス』も入っていて、
なんというか、

「行き場のなくなった漫画の寄せ集めなんだろうな」

なんて思っちゃったりするのだが、
この漫画雑誌がけっこう面白い。

なぜなら、一話一話のページ数が多くて、
どんなストーリーなのか、読めば誰でもわかるから。

あーんど、
上の上條作品や伊藤作品はべつにして、
もともと『ヤングサンデー』というわかりやすさ重視の漫画雑誌で
連載するために作られてきた漫画なので、
作者が何を描きたいのかが、わりと一目瞭然だから。

何もないところから、
そういう漫画がそろっている雑誌を作ることは非常に難しいと思う。
作家のモチベーションやテクニック、
編集者の冷静さや情熱、
そのへんの積み重ねがなければできないことなのだ。

さて、
この雑誌、というか増刊は、
次号第5号ですべての作品が最終回を迎えるという。
(たぶんその号で増刊自体がなくなるんだと思う)

いま、漫画は単行本で読む時代。
雑誌はコミックスの広告と言っても過言ではない。

500円玉持って買って、
どどどーっと並んだ読み応えのある最終回を読んでみて、
それから単行本を買いに走っても損じゃない、
そう思う漫画ファンもいるんじゃないかな。

あるいは、
漫画家たちや漫画編集者たちが、
今後漫画を作るときの新しいカタチ、ヒントがそこに
あるような予感もする。

この増刊の売れ行きがどうなるかもふくめて
1月24日の発売が楽しみです。


初万馬券。 [2009/01]

ずいぶん久しぶりの中山競馬場。
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思っていたよりでかい。空が広い。
パドックは近い。馬がよく見える。

金杯は、馬単65倍をゲットして少し勝ち。
1着アドマイヤ「富士」のおなかが血管が浮いていたのを見れてよかった。
2着はヤマニン「金」グリー。
3着の「雅」ランベリはまったく買えず。

中山最終をかすりもせずにはずして、
ちょっと浮いてるからまいいか、とっとと帰ろうと思ったのだが、
京都最終の馬柱も一応見てみる。

人気の馬、
14番「幸」騎手のバブルウィンアランが目に留まる。
となると4番「福」永騎手のグッドキララも目に留まる。
どちらも人気。
「幸福」馬券なんてのは正月にふさわしいかもしれない。
ただし1番に武「幸」四郎もいるんで、それもくさい。
つーことなんで、
1-4-14のボックスで勝負しようかな……
と思ったところで、もう一頭の馬が目に入る。

4番人気くらいかな、
6番四位騎手の「ミルクトレール」。
ミルク取れる? うし年じゃんか今年! みたいな。

新聞をよく見ると
「ミルクトレール」じゃなくて「ミルクトーレル」だったのだが、
ま、いいやどっちでも、
ということで武幸四郎にはバイバイして、
4-6-14のボックスで馬単&三連単勝負に変更。

これがまんまとはまりまして、
1着「福」2着「うし」3着「幸」。
三連単が1万とんで300円くらいのジャスト万馬券に。

幸先のいい2009年競馬の始まり。

明日すぐ吐き出しちゃうかもしれんが。



初防衛戦 [2009/01]

横浜でボクシングの世界タイトルマッチを観た。

近所のチャンピオン、西岡さんは完勝だった。
相手の挑戦者のパンチは二発くらいしかもらってなかった。
12回TKO勝ち。

その前にやったもう一つのタイトル戦、
小堀選手は逆にがんばってもがんばってもパンチが届かず、判定負け。

ジムにチケットを買いに行ったとき、
小堀選手が丁度練習に来たところで、
その表情やジムの会長たちとのやりとりを見て、
なんか好きになっていたので残念だった。

タイトル戦の後の4回戦を観ながら、
あらためて、孤独で残酷で美しさのあるスポーツだなあと思った。
試合前夜、コンビニから出てきた西岡さんの姿を思い出した。

いつかうちの子供たちにも試合を見せてみたい気がした。

小姫ちゃんのお父さん、おめでとうございます。
それに、ありがとうです。
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初なんとか。 [2009/01]

朝、起きて初磯辺焼き。
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初馬テレビは『オグリキャップ』の特番。
ちょっぴり初涙。

初詣に行ったら、長男が
初動物園に行きたいと言い出したので井の頭文化園へ。
昼飯代わりに、動物園の売店で買った
初アメリカンドッグに初フランクフルト、初団子を食べる長男次男。
おすそ分けをちょびっともらう。

帰ってきて観た『初ウルトラマン』はピグモンにジェロニモン。

初カレーライスを作って、
初風呂入って、出たら風邪っぴきの次男が初血尿。

あわてて三鷹の診療所に連れてって初病院。

帰ってきて、子供を寝かしつけて、
初カレーライスを食べました。

明日は初ボクシング観戦の予定。
観に行けるといいなあ。





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