SSブログ

日本ダービー [2010/05]

今日はダービーデイ。
tanpopo.jpg
昨日は記憶に残るダービー前夜祭だった。
汚い話ですまないが。

夕方、クルマに乗っているとき、
長男が乗り物酔いしてたこ焼きを嘔吐した。

で、深夜、ホルモン屋で呑んだ後、
帰りのタクシーの中でぐでんぐでんの妻が吐いた。

必死な形相でタクシーの窓を開けて、
外へバーッ。
後ろにクルマがいたらビックリしただろう。
ま、いなかったのだが。

外に出て、クルマを見たら、
放射線状に綺麗な跡がついていた。

なんという絆の強さだろう。
母と子のつながりの強さを実感して笑った。

そういう意味ではやはり
ルーラーシップに期待してしまう。
母エアグルーヴは日本の歴史に残る牝馬。
その母ちゃんのダイナカールとともに
母娘オークス制覇を成し遂げた。

だからその息子、ルーラーシップが
今日のダービーに勝ってもおかしくない。
ま、もし勝ったら昨日の夜を思い出して、
また笑ってしまうだろうけど。

あと、注目なのは、やっぱり母が名馬だった
トゥザゲローリーか。
あ、失礼、トゥザグローリーでした。




『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』 [2010/05]

二日続けて映画を観に行く。
douro.jpg
月曜日は『超・電王トリロジー』の1、
火曜日は『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』。

電王映画3本連続公開その一は、
ゼロノスこと桜井優斗と、良太郎のおねえちゃんのラブストーリー。
子供がいっぱい観に来ていたが、
彼らにはまるでピンとこないだろう感じの物語。
電王製作サイド、ちょっといい気になって油断してないか?

それでもウチの息子たちは、
モモタロスと佐藤健ではない良太郎と豚のイマジンが
タマキンを押さえてぴょんぴょん跳ねるところには大ウケだった。

ジョニー・トー監督の香港ノワール、観たのはこれで3作目。
『エレクション 黒社会』はしびれて、
『エグザイル 絆』は全然ダメだった。

今回のは、そのどちらでもなく、普通に面白かった。
復讐を誓った老フランス人親父と殺し屋三人組の物語。
ま、物語というような物語はないのだが。

愚直な男たちが、
愚直さを武器に戦って、
愚直に笑うまでの話。

ここまであからさまにしなくてもいいのだが、
それでも愚直さというのはやっぱり魅力がある。

死ぬほど愚かでまっすぐ。

だからみんな、電王のモモタロスたちが大好きなのだ。

『冷たい雨』の殺し屋三人組のうち一人は、
若い頃の蟹江敬三で、
もう一人はヒゲの生えた伊集院光。
いつの間に、香港映画に出ていたんだ!
とビックリした、
としても、
そういうのは愚直とは言わないってば。

とか考えながら愚直な馬を探してしまうダービー4日前。





ダービーウィーク [2010/05]

今度の日曜日は日本ダービー。
jieitai.jpg
毎年ワクワクする楽しみな一週間。

だからといってずっと競馬のことばかり考えているわけではなく、
仕事のこととか家族のこととか友人のこととか、
他のいろんなことに時間を使っているうちに、
あっというまに日曜日の午後3時がやってくる。

そこんとこがわりと大事。
パドックに立つときの気分が違うのだ。

その今年のダービーウィーク、
W杯日本代表の壮行試合で始まった。

2対0で韓国に完敗。
攻め手がなかった。

突破力の弱さと、決定力のなさを補填するために、
できるだけ高い位置、
相手ゴールに近い場所でボールを奪いカウンターに出る!
という日本の戦術はまったくできていなかった。

選手たちは悔しいだろうなあ。
テレビで観ていた俺もけっこうがっかりした。
珍しく。

こっからあと3週間でガッツを立て直すのは
ホントに大変だと思うし、
あきらめかけてしまったりする自分も出てくるだろうけど、
倒されてもまたダッシュを繰り返すことが
それこそサッカー選手の醍醐味だと思ってがんばってほしい。

元気をなくしててもしょうがないので、
競走馬でスタメンを考えてみる。
ダービーウィークなので。

前線から決めていこう。
今の日本代表は前のメンバーから考えていくのが筋。

FWはワントップ。
ここは絶対にサイレンススズカ。

MFは前目に三頭。
左には前がかり気味にミホノブルボン。
トップ下はやっぱりディープインパクト。
右は敵を蹴散らす重戦車ヒシアケボノ。

ダブルボランチは永遠のライバルを並べて
スペシャルウイークとグラスワンダー。

DF陣、真ん中のセンターバック二枚は
安定感のある三冠馬、
シンボリルドルフとナリタブライアン。

左サイドから上がるのはジャングルポケット。
右から突っ込んでいくのがイナリワン。

GKはキャプテンマークの
オグリキャップ。

控え選手には
サッカーボーイとオフサイドトラップ。

監督は……
ナイスネイチャかな。
ベスト4に入るのには慣れてるんで。
ピンチに強そうだしね。



オークス [2010/05]

今日はオークス。
hanasuberidai.jpg
プレゼンターは蒼井優。

蒼井優といえば、
映画『フラガール』なのかな、やっぱり。
となれば、ハワイの小鳥、
アパパネということになるのだが、
アパパネは赤い鳥、蒼くはないのでどうなんだ?

いやいや、今は大河ドラマ『龍馬伝』だろ。
長崎の芸者・お元役。
ショウリュウムーンは漢字にすると“昇龍月”。
亀山社中を結成、
龍馬が出世していくのを陰で助けた女性・お元と
なんとなく重なる名前だが、
そうなると真木よう子=おりょうの
立場はどうなるんだ?

もっとシンプルに行こうよ、
蒼井優って小さいじゃん、
だから380キロ台のプリンセスメモリーじゃね?
ほら、最終レースのプレミアムレースも
カワカミ“プリンセスメモリ”アルだし。
と思ったら蒼井優って160cm?
べつに小さくないじゃん。

もっともっとカンタンに考えようよ。
ギンザボナンザでしょ。
青毛だから。
蒼毛優。
あおーげばーとおーとしーわがーしのーおんーっていうか。
わが師は池上調教師。
導くのは池添ジョッキー。
映画『いけちゃんとぼく』のいけちゃんの声は蒼井優でした。

あとなぜか気になってるのが
シンメイフジなんだけど、
勝負服が“蒼い”ことぐらいしか共通点が見つからない。
もっと、ぐっとくる何かが
発走までに見つかるだろうか?





ヴィクトリアマイル [2010/05]

昨日は味スタでFC東京対清水エスパルス戦。
haiji.jpg
後半の後半、
長友が右サイドのMFみたいな位置に移って大活躍、
一生に一度しか決められないようなボレーシュートを決めた。
ワールドカップにとっておけばいいのに…
と、ちょっと思った。

今日はヴィクトリアマイル。
今年でまだ5回目、なじみのないG1競走。
競馬界のWスーパーヒロイン、
ブエナビスタとレッドディザイアが出走。

ヴィクトリア、と聞いて何を思い浮かべるだろう?
大型スポーツ用品チェーンだろうか。
本来の意味・由来は
「ローマ神話に登場する勝利の女神」
らしいが、俺としては
ベッカムの奥さんがどうしても頭に浮かんでしまう。

美人、というより、ファニーフェイス、
よく言えば愛嬌のある顔だと思う。
よく言えば、と言っちゃったら怒られるか。
なので、俺個人としてはわりと好き。
三人の息子がいて、次は女の子がほしいらしいが
11人くらい男の子を産んで育ててほしいものだ。

過去4年の“ベッカム妻マイル”、
3着までに“VICTORIA”の“V”を名前にもつ馬が来ている。
3年前のコイウタの年にはいないように見えるが、
コイウタは“LOVE SONG”である。

今年、メンバーで名前に“V”を持つのは
ブラボーデイジーとブエナビスタとプロヴィナージュの三頭。
この三頭の顔を見て、
ベッカム妻に似ている馬の馬券を買ってみたいと思っている。
やっぱりなんか怒られそうだな。

長友には、スペインやイタリアのチームから移籍話が来ているらしい。
ワールドカップで活躍して、ぜひ海外移籍を果たしてほしい。
個人的にはプレミアリーグで
ガタイのいい選手と対決するのを見てみたい。

もうさすがにバテてくるはずだ…
そう考える相手選手を裏切って、
試合終了に近づけば近づくほどスピードが上がっていく。
イングランドの巨人たちが目を丸くする。

そんな想像をすると、
長友のあの顔も可愛く見えてくるから不思議。


『和楽』 [2010/05]

「レンタカーのライターにでもなろうかな」
ring.jpg
クルマを運転している時になんとなく妻に言ったら
「いいんじゃない、それ」
と意外な好反応。

うはははは。そんな記事、需要ないって。

定期検査の結果を聞くため、
病院で待っている間、雑誌『和楽』を読んだ。
去年の、2009年4月号。
約一年前の雑誌。
小学館発行の女性向きの和文化再発見雑誌。
巻頭特集は、
「さよなら歌舞伎座、カウントダウン!」。

非常に贅沢な雑誌で、眺めているだけでしあわせになる。
ま、逆に言えば、中身をしっかり読むと
俺の現実からはすんげえ離れていて、
微妙に腹が立ったりすることもある内容なのだが。
1冊で1300円。
定期購読で24ヶ月で24000円。

その中で、スタイリスト・原由美子の記事が面白かった。
なぜ、雑誌というメディアが好きなのか、
素直な感情が伝わってきて、なんとなくうれしかった。

また、檀れいの和服グラビアが載っていたのだが、
これが素晴らしく美しかった。
発泡酒のCMでは、ときどき井森美幸に見えてしまうのだが
この写真ではさすがだとうなった。

不景気な時代に似合わないのだが、この雑誌には需要がある。
明らかに欲している人の顔が見える。

日産・ブルーバード(教習車)。
トヨタ・シエンタ。
トヨタ・ベルタ。
トヨタ・イプサム。
トヨタ・ウィッシュ。
トヨタ・ラクティス。
トヨタ・カローラアクシオ。
トヨタ・プリウス。
トヨタ・プレミオ。
日産・キューブ。
マツダ・デミオ。

今までの乗ったクルマの一覧。

うーん、どっかに需要があるかもしれないが、
もうちょっと贅沢なクルマや
個性的なクルマも乗らないと記事にはならないかなと思った。



「チャンピオン ヴァーサス チャンピオン!」 [2010/05]

日本武道館。
ボクシングの世界タイトル戦を観に行く。
kamencider.jpg
ダブルメインイベント。
セミファイナルは、ご近所の西岡さんの試合。
スーパーバンタムタイトルの防衛戦。

5回、TKO勝利。
うれしく、そして、ホッとする。
挑戦者バンゴヤンが放つ右ショート・ストレートを
2、3発もらっていたように見えたが、
フックやアッパーを喰らわなければ大丈夫、
という感じだったのだろう。

いやー、観るたびに強くなっていて、すごい。
それがなんだか、うれしい。

ファイナルは
WBC王者の長谷川穂積とWBO王者、モンティエルの試合。
バンタム級。

4回、残り10秒のところで、
モンティエルが放った変則的な左連続フックの2発目がヒット、
驚いた長谷川にもう一発!
絶対的なダメージ。

最初の一発、もしくは二発目をもらった時にダウンすれば長谷川は、
その後も闘い、もしかしたら逆転できたかもしれない。
だが、長谷川は倒れなかった。
というより、倒れるのを許されなかった。
モンティエルに持ち上げられるようにラッシュされて、
ロープにつかまったところで連打。

4回2分59秒のTKO負けだった。

それにしても、この試合はすごかった。
まるで漫画を読んでいるか、ハリウッドの映画を観ているかのよう。
テクニックとスピードにぞくぞくした。
ミスが許されない、緊張感に釘付けになった。
そして、磨き抜かれたパンチのパワー。
ボクシングの怖さが観客の胸にも突き刺さったと思う。

本物の世界最高のボクシングだった。

もう一度、モンティエルと戦って、勝ってほしい。
という気持ちと、
階級を上げて、もっと強さを見せつけてほしい。
という二つの気持ち。

長谷川は、どっちを選ぶんだろう。
まさか、引退はないよな。
みんな、そう考えたと思う。

欲を言えば、両方選んでほしい。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。