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めんどくせえ。 [2008/01]

温泉に泊まった翌日。
長男がだだをこねる。

駅までなんか乗っていこう。
歩くのがめんどくさい。

「めんどくさい」

しつけ上、っていうか、
子供を育てる中で聞き逃せない言葉。
それを聞いたら、もう乗り物には乗れない。
長男を駅まで歩かせなければならない。

途中、我慢比べの説得に一時間。
納得したかわからないが、とりあえず歩き出す長男と俺。

普通に歩けば10分のところが、1時間20分で駅に到着。

ガキの前では声を出して言えないが、
ホント子育ては「めんどくせえ」。
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えっ! [2008/01]

忘れていた荷物はコインロッカー荷物は入ったまんまでした。のんきでいいなー。
鉄道博物館は、平日にもかかわらず混んでます。


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赤ん坊を抱っこして。 [2008/01]

2008年1月31日。

10日前にロッカーに忘れてきた忘れ物を、鉄道博物館に取りに行く。
鉄道博物館は、マニアなら一日じゃ足りなくて、一般人なら二時間で十分楽しめる。
大宮から乗る小さい電車がなかなかいい!

ちなみにかーちゃんは美容室〜。


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『男の隠れ家』2008年2月号 [2008/01]

2008年1月28日月曜日。
昨日のニュース。大相撲初場所、千秋楽結びの一番で1敗同士の横綱対決。
白鵬が上手投げで朝青龍を破って優勝。すごく久しぶりに力の入るいい相撲を見た。
大阪知事選は与党が推す橋下弁護士が楽勝。こちらは全然力の入らない戦いだった。


『男の隠れ家』2008年2月号 株式会社あいであ・らいふ発行 定価680円
◆特集「日本列島個室列車2008乗りつくし ローカル線冬の旅」

「ああ、立ち食いそばが食いてえ」
読み終わった直後、そう思った。

『男の隠れ家』という雑誌名に引かれて書店で買ってはみたものの、
実はなかなかページを開けることができないでいた。
ちょっと忙しかったこともあるが、それより環境のせい。
うがうが、だあだあ、やんややんや、とーちゃんとーちゃん。
0歳児と3歳児が交代で騒いでいる部屋で、読む気になれなかったのだ。
どう考えても「隠れ家」とは程遠い状況なので、躊躇しまくっていたのだ。
そんな中で、鉄道好きの3歳児が先に、母親といっしょに見て喜んでいたので、
悔しくなってがんばって勇気を出して読んでみた。

なかなかそそる雑誌である。

ガタゴトと2両編成の列車に揺られて、知らない土地の景色を眺めてみる。
あるいは、あこがれの寝台列車に揺られて、ぼーっと自分の人生を振り返る。
誰もが金にあかせて便利とスピードを追い求める時代、
わざわざ不便さを追い求めてみよう、
のんびりだらだら時間を無駄にしちゃってみよう、
それが今、男にとって一番の贅沢ってもんじゃないか!
というコンセプトを<冬の旅>を通して提案している。
その旅路こそが「男の隠れ家」だと言っている。
うらやましい。

この雑誌の写真を撮っている人や記事を書いている人は、
それこそテツ=鉄道マニアか、鉄道の超プロな感じがする人たちなので、
(テツ業界には詳しくないのでよく知らないが)
写真も文章も本格派で、すばらしく見応え読み応えがある。
いわゆる“こだわり”がホンモノなので、まったく鼻につかない。
美意識や美学や人生観や生きがいがいっぱい詰まって680円は、ホントに安いと思う。
ただし、
コンセプトの「隠れ家」的な気分にはさせてくれない。
なぜなら、写真家やライターにとって、この旅路はまさに
「正念場」であり「表舞台」だから。いや「ひのき舞台」というべきか。

その矛盾からか、読んでいるほうとしてはなんだか途方にくれる。
論理的には旅=「隠れ家」だってわかるんだけど、
実感としてはどうも腑に落ちてこない。
雪降る夕暮れ、泊まるところなんかどこにもなさそうな町、駅舎の前で呆然と立つ--
そんなあったかなかったかわからない記憶が浮かび上がる感じで途方にくれる。
んで、頭の中をある思いがぐるぐると回る。

「俺の隠れ家ってなんだろう…?」

仕事柄、だいたい家にいるのでほぼ毎日3食、妻子とともにする。
たまに仕事仲間や友人と飯を食ったり酒を飲んだりするがそれは「隠れ家」じゃない。
子供が寝た後、夜中に酒を飲みに行ったりすることもあるが、
「隠れる」というより「世間に触れに行く」ためである。
一人きりになる時といえば、仕事で取材や打ち合わせに行く時の電車の中だが、
これも今は「社会の様子を見る濃密な時間」になっているので、
「隠れる」というより逆に「外に開いて」いる。

で、結局行き着いたところが、<立ち食いそば屋>だったのだ。
べつに<立ち食い>じゃなくて椅子があってもいい。
駅の中や、駅前にある安いそば屋なら。
自動販売機に300円を入れて、<天ぷらそば(かきあげ)>のボタンを押して、
おばちゃんかおじさんに「そばで」と告げ、
目の前でさっと作られる様子を死んだ魚のような目で見て、
ざざっとできあがったそばに、どどっと七味唐辛子を入れて食べる。
約5分。
汁まで全部飲んで、水をもう一度飲んで、
「ごちそうさん」とつぶやいてどんぶりを返して店を出る。

この場所、この時間が今の俺にとって「隠れ家」なんだと思う。
誰にも邪魔されず、完全に自由であり、
そばを食べたことは誰にも言わない、完璧な秘密にすることだってできるんだから。

結局、実際には「隠れ家」なんてそんなもんだろうと思う。
で、そう思いながらもやっぱり「俺だけの特別な隠れ家」にもあこがれてしまう。
男の見栄というか、ちょっとしたカッコつけなんだけど。
「隠れて」いるのに、外見やスタイルを気にするというか。

お! おおおおお! ハタと気づいた。
金田一耕介シリーズの轟警部風に言えば「よし、わかった!」だ。
今、こうして書いている<ブログ>ってヤツこそが
「隠れ家」的なもんなんじゃないだろうか。
俺にとっても、多くのブログを書いている人にとっても。

ブログを書いてないだろう朝青龍はモンゴルに帰れるんだろうか。
今度サッカーをやるときは「隠れ家」というか「隠れグラウンド」でやるのかな?


『men's egg』2008年2月号 [2008/01]

2008年1月19日土曜日。
本日のニュース。日本製紙業界の古紙偽装、中国に「買い負け」が理由のひとつ。
戦後の日本で“初めて本格的に広まっている宗教”と思える『エコ』。
ま、戦争に発展する可能性が低そうな点は、わりかしいい宗教かなと思う。


『men's egg』メンズエッグ2008年2月号 通巻101号 大洋図書発行 500円
◆特集「コレが最新ギャル男スタイルだ!」

まず表紙を見て思った。<ギャル男>って、どう読むの?
「ぎゃるおとこ」? 「ぎゃるだん」?
調べてみたら大方の予想通り「ぎゃるお」でした。
で、どんな男がギャル男なのか……
この若者向けファッション誌『メンズエッグ』を読むうちにだんだんわかってきた。
ような気がする。

まず、いわゆるギャルというか、昔のコギャルのように
「肌がよく焼けてる、黒い」こと、これがギャル男の第一前提らしい。
で、ギャルな感じに髪の毛が盛り上がっている。
昔シャギーって言ったかな、ギザギザでふぁああああってなってる。
また、今冬なのでブーツを履いている人が多いのだが、
ズボンのすそを長靴の中に入れている、人が多い。
あと、写真を撮られる時には手の親指をジーンズのポケットに入れる。
もっとノリのいい時、パーティの時とかはビッとピースする。

こんな感じでしょうか。間違ってる可能性も否定できないが。

坊主頭で、普段短パンしか履かなくて、ずっとサンダルで、
毎日毎日おんなじフリースの上着を着ている42のおっさんが読むような雑誌ではない!
のは間違いないのだろうが、
小さな字は飛ばして、ふーんふーんふーんと眺めているのはそれなりに楽しい。
“ゴチャ②”とか“ティムポ”とか面白い言葉に触れることができるし、
いっぱい出てくるギャル男の写真の中から、どれどれどれどれと
カワイイ顔やカッコいいスタイルの男のコを探すのは楽しいし。

んで、最後に読者アンケートがあるのだが、その中の質問で
Q.セックスの時にやってしまう癖は? というのと
Q.モテるためにしてる努力は? というような質問に対しては
マジで答えをしばらく考えてしまったくらいだ。
なんていうか、ハリウッドのアクション映画を観るくらいには感情移入できるのかもしれない。
『プレデターvsエイリアンズ2』よりかはずっと気持ちが届く。

ただ、自分が高校生や大学生だった頃を想起すると、ちょっと困る。
今から四半世紀前、田舎に住む高校生だった頃は
『POPEYE』やら『メンズクラブ』だのを買っていたのだが、その裏には
「早くカッコいい大人になりたい」
みたいな憧れがあったんだと思う。
一方、『メンズエッグ』に載っているファッション、情報には
「このまんま大人にならないでいたい」
的なニオイがぷんぷんと感じられてしまう。
当たり前といえば当たり前なんだけどね。
“大人になれば何かいいことがある、何者かになれる”
という幻想は、今、木っ端微塵なのだから。

昨日、社会保険庁から封書が届いた。
国民年金を支払ってくださいという手紙と、納付書の束。
あれ? と思って、最寄の武蔵野社会保険事務所に電話する。
で、担当さんに聞かれて、納付書に書いてある<基礎年金番号>を告げる。
電話の向こうでパソコンをたたく気配。
「あなたはもうすぐ期限が切れるので、その前に約3年分の保険料を納付してください」
というような話である。
うーん。手元を見ながら「納付した領収書があるんですが…」と言うと、
電話から伝わるあわてまくる気配。
しばらく間が空いて、返ってきた答えは

「国民年金の掘り起こしをしているうちに、
 あなたにはもうひとつ<基礎年金番号>ができてしまい、
 その番号で重複請求してしまいました。
 こちらのミスです。
 納付書などは廃棄してください」

年金制度がダメだからって、
それで未来に希望を失ってしまうのはどうかとは思うけどさ、
変に大人になろうとせず、その日その日のしあわせ重視、
ギャル男で生きていこうっていう気持ちも、
ま、わからないでもないかなー、
と社会保険庁からの封書を見ながら思いました。


ディラン&キャサリン [2008/01]

取材で大阪へ。
また新幹線。今年は関西行きが増えるのかも。
早くN700系に乗ってみたい。あと500系にも乗っておかなきゃ!


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エヴァンゲリオン [2008/01]

昨年末から観始めたテレビシリーズと劇場版、観終わる。
作品が面白いかどうかは、観る人の環境次第か? 
何はともあれ、アニメという武器で表現しぬいてやろうという情熱、
そしてそれをし続ける才能に感嘆する。
学生の頃、8ミリで自主映画を撮っていたことを思い出す。


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『Meets Regional』2008年2月号 [2008/01]

2008年1月7日月曜日。
本日のニュース。薬害C型肝炎法案、与野党合意で明日8日に衆院通過予定。

2008年正月の旅は、3泊4日大阪USJ。
7キロの乳児を2日間抱っこしっぱなしはさすがに疲れる。
「赤ん坊はええなあ、かわいなあ」
と、大阪梅田の地下街で60歳くらいのおっさんから声をかけられた。
東京では寄ってくるのは圧倒的におばさんが多い。
大阪で俺に話しかけてくるのはいつもおっさん。
これも文化の違いか?


『Meets Regional』ミーツリージョナル 2008年2月号 京阪神エルマガジン社 420円
◆大特集「欲望一直線! ミーツとどめの“肉”大全。モゥ~肉しかない!!」

<ユニバーサルシティ>のコンビニで見つけたこの雑誌。
すみません、これ今まで知りませんでした。
たぶん大阪や京都、兵庫ではとっても有名で人気のある雑誌なんだと思う。
創刊23ウン号とか書いてあったんで月刊誌ならば約20年。
なによりも、とにかく面白くって、今まで知らなかったことを深く悔しく反省しました。
「毎月、新刊を買いに大阪や京都に行こうかな…」
と、一瞬マジに思ったくらい。

今月号の特集はとにかく“肉”!
焼肉発祥の地といわれる大阪、
「牛の焼肉」はもちろん、ホルモン、豚肉、鶏肉にジビエまで、
まるでケモノのごとく食いまくる。
肉を食べることの喜びがジュジュジュワーっと肉汁のようにあふれ出す。
よく関西の人が「うれしいわー」という言い方をすると思うんだけど、
その「うれしー」が爆発している。

今回の肉特集の中でもトップを飾って走っている記事--
「最高の牛肉の赤身を、火を通しすぎず、完璧な仕事で焼いて食べようぜ」
というテーマは、この雑誌の考え方そのものを表していると思う。
「ホントに美味しい情報を、体験したまんま勢いよく、本気の文章と写真で読者にたたきつけてやろう」
という意気込みが、雑誌をめくるたびに、
記事を噛みしめるたびに脳内でほとばしるのだ。

ここに書かれている“情報”は、すべて体感したこと、そしてその感情。
一般的な情報誌の一般論的データ“情報”とは180度違う。
180度違う、という言葉をたぶん生まれて初めて使ったと思うが、
この言葉は今日この時のためにあったのかと思う。
って、なんだか物言いが大げさになるのは俺の中のケモノが呼び覚まされているからか?

もう一つこの雑誌でステキだなと思うのは、深く行こうとしないこと。
薀蓄やクイズに走ったり、哲学しちゃったり、社会とのつながりについて言及したり、
<好きなもの>を記事にしているうちについつい嵌りがちな世界に行ってないこと。
「肉食って旨かった。ただそれだけなんですよオニイサン」
という読後感がいいのだ。
なぜなら、これは雑誌だから。
雑誌は、あくまで読者をその世界へそそること、
ドアを見せてあげることが重要なのだから。

東京へ帰ってきて、とりあえず肉焼いて食いました。
牛肉のランプ肉とラムの肩ロース肉。
にんにくとバターでさっと焼いて、中は半生で、ハサミで一口大に切って。
あーおいしかった。
家に帰ってきてからの食事が旅の終りには実は重要。
この正月旅は『ミーツリージョナル』のおかげでなかなかいいラストでしたな。
ごちそうさまでした。


『おとなの週末』2008年1月号 [2008/01]

2008年1月3日金曜日。
本日のニュース。高校サッカー、都立三鷹高校が3勝目、ベスト8に!

正月三が日を家で過ごす。
元旦の夜、もうすでにおせち料理に飽きて、ドリアを作って食べた。
昨日の夜中にはカップめん、今日はケンタッキー。
普段よりも“子供っぽい”献立になっているのは、
正月気分で子供帰りしているせいかもしれない。


『おとなの週末』2008年1月号 講談社 550円
◆本当に旨いか? 接客は? 完全保存版「覆面調査355店」
●都会の日帰り温泉 調査隊
●東京駅(新)大丸 徹底ガイド

コンビニの雑誌棚は閑散とし気味。
テレビ誌と女性誌はがんばっているが、いわゆる男性誌は少ない。
ま、エロコーナーは充実しているが。
少々考えて、“雑誌名”が気になったのでこれにした。『おとなの週末』。

“おとな”って幾つくらいからなんだろう?
果たして俺は“おとな”なんだろうか?

ページをめくるとどーん。雪景色の富士山。
おお、もしかしてこれは俺なんかが読むようなチープな雑誌ではなく、
サラリーマンを定年まで無事に勤め上げて、
退職金で悠々自適の暮らしをしている“団塊”向きの雑誌ではないのか!?
と思ったら、大間違い。
その後は食のオンパレード。
「おでん」「ラーメン」「ふぐ」「カニ」「もんじゃ」に「カレー鍋」!
いわゆる“おとな”が食べたいもの、というよりは、
働き始めた20代前半の男女が給料日なんかに食べたい感じのものが並んでいる。
つまりは“おとな”のための食ではなく、
食べれば“おとな”に一歩近づくだろう<成人の儀式的食>が並んでいるのだ。

記事は食べ物別に、ルポ形式で
ライターと編集者が次々と店をはしごして、食べたり飲んだりしては感想を述べていく。
「もしかして、ギャル曽根?」
と一瞬疑ってしまうほど、食いまくっていく。
その書き方は率直で、短い字数に臨場感を乗せていて、疑似体験させる。
だから、ものすごく食った気にはなる。
が、こちらは唾が沸くだけで、実際には腹は減っていき、空腹感がどどどどと襲ってくる。
そのせいで、一冊読む間に餅を4個食ってしまった。
2つは磯部巻き、もう2つはバター入り磯部巻き。

この雑誌のサブキャッチは
「食を愛する 街を楽しむ 旅に恋する」。
そんなカッコいい“おとな”にはなってない俺ってまさにターゲットだなと思う。
雑誌の写真に見事踊らされちゃって、
夜中に餅を次々と食べてしまう子供のような42歳。
いつか“おとな”になる日が来るのだろうか。
べつに来なくたっていいんですけどね。


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