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『パピヨン』 [2010/11]

「パピヨン」
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といえば、
すっかり、漫画『土竜の唄』に出てくる
クレイジー・パピヨンこと日浦匡也のことになっている今の俺だが、

本来、「パピヨン」といえば
スティーブ・マックイーンの映画『パピヨン』の
主人公を思い起こすのが、ま、当たり前。

その映画『パピヨン』が夜中にBSでやっていたので、
久しぶりに観た。
最後の30分間だけ。

いつか子供たちに観てもらいたいなと思った。

自由を追い求めて、
過酷な試練や苦境と闘い抜く脱獄囚の話。

終わった後、
山本晋也カントクと作家の逢坂剛が対談をしていて知ったのだが、
『パピヨン』の脚本を書いたダルトン・トランボという人は、
『ローマの休日』も書いた人だったとのこと。
偽名で。

言われてみると確かにどちらも自由を求めた人間の話。
愛情にも似た友情だけが、
唯一つの精神的な手助けとなる点も同じか。

ふたつの映画を合わせて想起するとわかりやすいんだが、
“自由である”というのは
“未来を想像できる可能性が十分にある”ということだと思う。

そういう意味でいえば、
今の日本や世界全体がとても“不自由”なのは間違いない。

そんな状況でも、
不屈の闘志と鉄の意志を持って生きてほしい、
そう子供に対して、いや自分自身に対しても思うのだ。

パピヨンのように。

マックイーンでも、日浦匡也でも
どっちのパピヨンでもいいんだけどさ。


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SUKE

御意。
by SUKE (2010-11-14 02:06) 

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