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マツダ・デミオ [2012/10]

妻がクルマの免許を取ったので、中古車を買った。
rakuda.jpg
というわけで、
免許を取ってから3年弱の
レンタカー&カーシェアリング生活に
ピリオドを打った。

レンタカーやカーシェアで
乗ったことのないクルマを借りて、
初めて運転する時は、
けっこうドキドキして、
なかなか楽しいものだったが、
まあしょうがない。

特徴を忘れないように、
乗ったクルマについて感想を書き残しておこうと思う。


その一。

近くのカーシェアにあったので、
一番数多く乗ったクルマ、デミオ。
マツダのコンパクトカー。

運転していて、
その感触というか、
走っているときの喜びが一番近い感じなのは、
10年位前、長崎で食べた一口餃子だと思う。

『雲龍亭』という店。

小さな店で、
カウンターがあって、
その内側で
職人さんたちが餃子を作っている。

一人が、
棒状にした皮の材料を飴くらいの大きさに切っては
めん棒で伸ばして皮を作っていく。
タンキュンタンキュンタンキュン。

隣りの一人が、
その皮に餡を入れては包んで餃子にしていく。
キュッピッキュッピッキュッピッ。

そんでもう一人が、
丸い餃子鍋に並べては焼いていく。
ジュッジョワージュッジョワージュッジョワー。

確か、そんな感じだった。

そのすばやくもリズム感あるプレーに
見とれているうちに、
小さな餃子10個くらいが皿に載って出てくる。

ビールを飲みながら
一口で餃子を食べていく。
グビッカプッジュワグビッカプッジュワ、
グビッカプッジュワグビッカプッジュワ。

一皿食べて、
二皿食べて、
でも、もう少し食べたくなる。

すげー美味しいとか
あんまりうまくねーなーとか思うよりも先に、
食べていて気持ちイイのだ。

それが、マツダ・デミオだった。

家族を乗せて運転して、
緊張したりして疲れて、
家に帰ってきて、
でも、もう少し乗りたいなと思うことがよくあった。

ハンドルを回し、
アクセルを踏み、
ブレーキを鳴らす。

いい感じのリズムが入ってきて、
クルマがだんだん自分の体とくっついていく感じ。

小さなクルマなので
長い距離を乗っていると疲れるとは思うけど、
いつか、
気楽に一人で鼻歌なんか歌いながら
長崎まで運転してみたいなと
ちょっと思う。

いつかね。







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