秋晴れ

今日は秋晴れ。
こういう日は仕事なんざせず、ぶらぶら山か海か川にでも行って、
地元の豆腐かなんかつまんで酒でも飲みたいが、
まあ仕事でもいっか。
雨の日と違い鼻歌は出てこない。
晴れの歌って何だ？
マダムバタフライ、蝶々夫人ってか。
全然違うな。

菊花賞

2008年10月24日金曜日。
東証株価が7000円台だそうである。
暗～い地面の底が見えない時代に、
将来への展望で「何をよりどころ」にすればいいのか…
株とか金融商品とかに全然興味のない俺もそんなことを思う。



証券と同じギャンブル、今週は菊花賞。
レーシングプログラムのキャッチコピー、

「菊咲く淀の坂に挑め、強靭さの証明が世代を制する。」

強靭さを証明している馬を探そう、そう思った。

つーかさ、真面目にタフにがんばってることが
恥ずかしげもなく評価されるような世の中にならないと、
今の目標を掲げられない感じとかを
ドカッと打破できないんじゃないかと思うんだよね。

「黙々と仕事してるあなたの背中が好き」
きれいなおねえちゃんたちにそう言ってほしいなと。
あ、きれいじゃないおねえちゃんたちにも。

フローテーション、マイネルチャールズ、スマイルジャック、ベンチャーナイン。
この4頭に共通なのは皐月賞とダービーに出走していること。
＜クラシック3冠全出走＞ってのはえらいと思う。
どれが勝ってもいい感じ。

もう一頭、シゲルフセルト。
ここまで17戦。応援するに値すると思う。
ちなみに、顔も可愛い。
さてさて、どんなもんだろう。

大雨

雨はもともと嫌いじゃないし、
スーツと革靴には無縁なので、ストレスなく楽しく外に出る。
おまけに育児から開放されるわけで、
思わず鼻歌も出る。

イルカの「雨の物語」、
太田裕美の「九月の雨」、
ユーミンの「雨のステーション」、
八代亜紀の「雨の慕情」。

最近の流行り歌にも雨をモチーフにした歌はあんのかなー。

ドラきたざわ

久しぶりに下北沢で飲む。
二十歳の頃にバイトしていたビルがなくなってた。
焼鳥屋でビールとレモンサワーを飲んでから喫茶店へ。
酒を飲んだ後のうまいコーヒーは贅沢だと知る。
なんとなく二十代の気分を思い出す。
たぶん始発待ちでコーヒーを飲んだりしてたことが何回もあったから。

「ドラえもん」で、
子供ののび太と、大人になったのび太が会うシーンがたびたび出てくるが、
文句は言っても、暗い愚痴にならないのが
さすがのび太だなと思った。

タマキンとチンチン。

2008年10月3日金曜日。


朝、ちょっと熱があったので、
幼稚園を休んで近くの医院に連れて行こうとしていた長男が、
トイレに入って出てきて泣き出した。

「タマキンが痛いよー」

インノウスイシュという、
痛くもかゆくもないけど片方の玉袋に水がたまる持病が彼にはあって、
その手術を来月する予定なのだが、
だからまあ、睾丸関係に関してはなんか怖くって神経質になっていて。

あわてて医院をキャンセルして、
仕事の打ち合わせを繰り下げてもらって、
タクシー呼んで、手術を受ける予定の大学病院に行った。

すでに痛みがない長男は、元気に退屈している。
問診、触診、そして超音波検査。
結局、痛みの原因はよくわからない。
「インノウ膵のねじれかもしれないけどそうじゃないかもしれない」
女医さんも微妙に困った感じで一応所見を書いてくれて、
病院を後にする……

妻が会計を待っているときにふと思いついて
長男を連れてトイレに行った。
おしっこをした後、また泣き出した。

「痛い。またタマキンが痛い」

再び小児外科に戻って診察を受けなおす。
女医さんが確かめるように触診しながら訊く。

「こことここ、どっちが痛い？」

「痛い！　そこが一番痛い！」

そこはタマキンじゃなくてチンチンだろ。

チンチンの先に傷ができていたらしい。
そこに小便がしみて、長男は悶絶して泣いていたのだ。

ただし、彼が言うには
チンチンだけじゃなくてタマキンも痛くなっていたそうである。
そういうことも、まああるかもしれないよな。