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オヤジキャンプ [2012/07]

去年に続き、オヤジキャンプに参加した。
IMGP1099.JPG
小学校に、有志の児童が集まり、
一泊するのだ。

それを有志の父親たちがフォローする。

ただ泊まるだけでは面白くないし、
“防災”の名のもとに開催されるので、
いろんなイベントがある。

はしご車体験。
放水体験。
テント貼り。
わくわくオリンピック。
飯炊き。
カレー作り。
オヤジによるバンド。
天体観測と実験。
肝試し。
映画鑑賞。

などなど。

2年目参加の今年は
飯炊きと肝試しの班に所属した。

防災用の大きな鍋でご飯を炊くのは難しく、
昨年、
大変なことになっているのを目撃したりしていたので、
緊張しながら
米を研いだり、
水を入れたり、
プロパンガスのコンロに火をつけたりした。

班長の緻密な計画と、
職人的に火加減を操るオヤジのおかげで
まあまあうまく炊けたのだが、
どうしても鍋の底におこげができてしまう。

おこげ自体はどうってこたあないのだが、
そのおこげを、
ついついつまんで食べてしまい、
夕飯の前には
メシのにおいがキツくなっていた。

肝試しでは
カッパになった。

紙皿と画用紙で作った
“皿”と“くちばし”をつけて、
スイカのビーチボールを手に
低学年の児童を脅かす。

のだが、
ギブアップ続出でなかなか子供がやってこない。

怖いのだ。

やっとやってきたと思ったら、
隣の教室のトンネルに入っていかない。

しょうがないので、
脅かすのをあきらめて、
ガイドみたいなカッパをやっていた。

子供たちがあげる悲鳴は
なかなか楽しかった。

一泊して、
起きたらラジオ体操をして、
アルファ米の朝食を食べて、
子供を帰して、
後片付けをして、
解散して、
夕方、
吉祥寺の飲み屋に集まって打ち上げ。

無事に終わったことを祝って、
乾杯する。

飲みながらオヤジたちを話していて思うのは、
いつか終わってしまうことって
やっぱりいいなあということ。

子供が卒業してしまえば、
それでサヨナラ。
参加したくたってできない。

だから少しだけでも互いに近づこうとする。

実はそこんところが
一番大変なところなのだが。

皆様、お疲れサマでした!

カナヘビ [2012/07]

一ヶ月くらい前からカナヘビを二匹飼っていた。
kanahebi.jpg
長男のが竜之介。
次男のが鷹竜。

昨日の朝起きたら
長男のほうの竜之介が死んでいた。

今まで、
昆虫とか死んでしまっても
知らん顔だったので、
ま、今回も気にしないかと思っていたら
そうではなかった。

号泣。

持って、遊んで、
口に指を噛ませていたことなんかを思い出すのだろう。

公園の森に
埋めてくる時も大号泣。

ついでに次男まで大泣き。

「心臓の大きさはゲンコツと同じくらいなんだよ」

とか言いながら長男の泣きは止まらない。

なんとか、
気を取り直して、
サッカースクールに行って、
夕飯のご飯を食べていた時、

思いついたように

「死んじゃうと可哀そうだから、
 鷹竜も森に放そうよ」

と長男が提案した。

もう二度とあの死んだ顔を見たくないんだそうだ。

で、
次男が激怒して号泣。

そりゃそうだろう。
まだ、よくわかってないし。

ジャッジを求められて、

「長男よ、おまえの気持はよくわかるし、
 可哀そうに思うのはいいことだけど、
 これから、
 またカナヘビを飼いたくなることもあるかもしれないし、
 犬とか猫とか飼うこともあるかもしれないし、
 生き物を飼うということは
 ま、死ぬまで面倒をみることなんだから、
 飼っていこうよ」

と提案した。

長男も一応なっとくしたようだ。

今日は小学校で
普通救命の講義を受けた。

心臓マッサージの仕方や、
AEDの使い方を練習するやつ。

人形の心臓を
両手で押しながら、
カナヘビの顔を思い出していた。


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