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『バイシクル』 [2012/01]

このところ、
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頭の中の20%くらいを『バイシクル』という歌が占めている。
NICO Touches the Wall の歌。


府中試験場へ、
自動車免許の更新に行った。

初回の更新、二時間の講習を受ける。

その帰りの東八道路。

子乗せがついたママチャリで
ひいひい言いながら立ちこぎで
野川公園の横の坂を登る。

スー。
俺の横を
マウンテンバイクのお兄ちゃんが抜いていく。

いいなあー、マウンテンバイク。

と、その後からもう一人。

うそっ!?

60歳くらいのおばさんが
スイスイーっと座りこぎのまんま俺を抜いていく。

マジかよ!

と思ったら、発電機付き自転車だった。

坂を登り終えてから、
涼しい顔して、
でも本当はかなり無理しておばさんを抜き返してやった。

頭の中では
『バイシクル』が鳴りっぱなしだった。


♪ペダルを漕いでるうちは倒れず前へ進むでしょう♪

幼稚園へ次男を送っていく時に歌っていると、

「あたりまえでしょう。知ってるよボク」

とダメ出しされるのだが、

これからいっぱいキツイ坂を登るんだから、
この歌詞を忘れずにいろよー。



『母なる証明』 [2012/01]

俺は、育児をかなりしているほうだと思う。
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だが、
父親になった男の役割というのは、
子供の世話をしたりすることなんかよりも、
母親となった女性とつきあっていくこと、
見つめていくことのほうが
とても難しく、なにより重要な役割なんだと思っている。


映画『母なる証明』をDVDで観た。

知的障害を持つ20歳くらいの息子を
溺愛するかのように面倒をみている母親。

女子高生殺人事件。
息子が殺人事件の容疑者となる。
無実の罪を証明するため、
母親はなりふりかまわず事件の真相を追う。

ファーストシーンとラストシーン、
母親は
すべてを忘れるかのように踊り始める。

なぜ踊るのか?

どうして監督のポン・ジュノはその母に踊らせたのか?

そこは観る人によって解釈が全然違うだろう。

ただ、
7年間だけではあるが、
母親として笑ったり泣いたり闘ってきた妻を
ずっと見てきた夫の感想としては、

「すべての母親たちは、
 毎日自分の内股に針を打ち、
 そして、
 自分の心の奥に生まれる病の芽を育てないように
 踊り続けているのだ」

という意味のラストシーンに思えた。


幼稚園や小学校で
毎日、何人ものお母さんたちに会う。

踊り続けている母親たちを見ていると、
母ちゃんってすごいなあと思う。

そんでもってついでに、
その母ちゃんたちを見つめ続けている
男たちとも挨拶を交わし、

がんばれ、がんばろうな、

と心の奥でそっとつぶやいているのだ。



『平清盛』 [2012/01]

新年の大河ドラマ『平清盛』の第一回を観た。
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お茶の間で家族そろって楽しむ“松竹型”か、
豪華絢爛な世界を楽しむ“東宝型”か、
はたまたアクションとハッタリ重視の“東映型”か……

とか推測しながら観ていたのだが、今回は、

生々しさと匂いをつきつめる感じの
“黒澤型”+ちょい“ATG型”で面白かった。


第一回は父と息子の話。

中井貴一演じる平忠盛が、
白河上皇の子を身ごもった白拍子--
吹石一恵の舞子を匿い、
生まれた赤子を自分の子・平太として
育て始めるというあらすじ。

その子が平清盛で、
次回から松山ケンイチに成長して、
自分の存在と未来を探しながら、
終末期的な世間を舞台に暴れ始める、
というストーリーになるのだろう。

その親友で、
生涯の宿敵となる源義朝が玉木宏、
いっしょにブイブイ言わせていた武士で
出家しちゃう伊達男・西行が藤木直人、

とくれば、
色男好き、
男の青春ライバル物語好きの俺としては
見逃せない大河になりそうで、
毎週の録画を登録してしまった。

画面のリアルさと暗さのためか、
第一回の視聴率はあまりよくなかったらしいが、
気にせんで、
よりハード&ワイルドに
匂い立つような男魂バトルを描いていってほしい。


人間の根本にあるだろう、
生命力に裏付けられた“超キビしい優しさ”を
求めているのは
俺だけではないと思うのだ。



書き初め [2012/01]

小学1年生である長男の冬休みの宿題は、
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1、一週間の手伝いをすること、
(うちの場合はサラダを作る)

2、年賀状を書くこと、

3、「こうひつかきぞめ」、
つまりは4Bの鉛筆で書き初めをすること。

というわけで、
長男は鉛筆で3枚ほど同じ文章を書いている2012年1月2日。


その隣りで、俺と次男も書き初め。

俺は、長男の今年の抱負である

「かん字小テストで合格!!」

というのと、次男の抱負であるとのことである

「のこのこきのこ」

というのを筆ペンで書いた。

次男は、
生まれて初めての筆ペンに喜びながら、
きのこの絵やら、反対の「す」などを書いている。

うまく書けてよかったな!

新年あけましておめでとうございます。

さて、俺の抱負は何にしようかな?



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