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JCダートの秘密 [2008/12]

明日、JCダートという競馬の競走がある。
去年までは東京2100mが舞台だったんだけど、
今年から阪神の1800mとなった。
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なぜ東京から阪神へ移動したのか。
なぜ300m距離が短くなったのか。
なぜ1週間後になったのか。
などなど秘密いっぱいのG1、
さてこの変更の裏には、どんな謀略が隠されているんだろう?

枠順が出て、驚いた。

1枠1番に「ワン」ダースピードが入っている。
なんてあからさまな罠!
1番の単勝を買わそうとする悪魔のささやきが聞こえる。

と思ったら、
ゼッケン3番に「サン」ライズマックス、おまけに騎手が佐藤哲「三」!
3番の単勝勝負か!?
と思ったが、そこまで3尽くしなら
三連単の3着固定が当然だろうと天からの声。

ちょっと待った!
国際競争で、日本語の駄洒落が通用するのか?
もし暗号があるとすれば、
日本特有の枠順の色、
3枠赤帽子をかぶったヴァーミリアンこそ怪しいんじゃないのか。
この馬名、「朱色」って意味だろ?

おいおいおい、
ジャパンといえばマルコポーロが見つけた黄金の国、
5枠「黄」色帽子の「金」ヒキリこそが、
世界のミステリーファンをうならす暗号じゃないのか!!

さて、頭をぐるぐるさせるミステリーの結末は?


『ベビーブック』 [2008/12]

毎日買い物をする。
当たり前だけど。
でも、なんかよく買ってるなーと昨日夜寝る前に思った。
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朝、妻と次男と耳鼻科に行った後、薬を買う。
昼すぎ、子供の雑誌二冊とおやつのパン。
今度は大学病院、次男の熱の謎は解けないまま抗生物質、鼻水の薬2種、鉄の薬を買う。
夕方、近所のスーパーで長ネギ、三つ葉、サトイモ、真子カレイの刺身、納豆、煮大豆、チョコアイス。
飯食って子供寝かせた後、街のスーパーでハーフチキン、豚肉スライス、ラム肉、豚足。
ヨドバシカメラで、電子ピアノ。
その帰りにまた近所のスーパーできゅうり、シメジ、竹輪。

電子ピアノはべつにして、毎日こんな感じで買い物ばかりしている。
そしてどんどんどんどん消費している。
まさか、こんなに買い物をしているとは、
20年前の自分には考えられないことだと思う。

『ベビーブック』小学館 480円
●大付録は「どうぶついっぱい! サファリパーク」。

1歳4ヶ月の次男用に買った幼児雑誌。
全編、仕掛け絵本を作り上げる感じで、なかなか母親は大変。
ただ、どう考えても480円は高い。
特に長男用の『幼稚園』500円と比べると中身はスカスカ。

でもしょうがないんだ。
広告がちょっとしか入ってないから。
つーか、『幼稚園』は全編、おもちゃの広告みたいなもんだから
あの値段でおまけつきの雑誌が作れるのだ。
(小さいけどポケモン&きらりん「人生ゲーム」が付いてる)

朝起きたら、次男がソッコーで
『ベビーブック』を破りまくっていた。
「あけましておめでとう!」
とあいさつするアンパンマンたちが眺める初日の出とかが。

1週間前くらいから、近所のスーパーに
なぜかドンペリが置いてある。18900円。
まだ、たぶん一本も売れていないと思う。

昨日の夜の買い物のとき、レジのところで
「ドンペリ買ってかないの? サービスするよ!」
とお店のお姉さんに言われたが、
サービスって言っても、みんなで拍手してくれるとかのサービスらしいので
丁重にお断りして店を出た。

正月までに売れない場合、
買ってしまうかもしれない気がする。


『ボルベール<帰郷>』 [2008/12]

先日のジャパンカップでスクリーンヒーローという馬が勝った。

ああ、今年はポール・ニューマンが死んじゃったしなと思った。
きっと競馬場へ行ってパドックを見ていたら
馬券も取れたんじゃないかなとか負け惜しみしながら。
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今年の秋の府中、一度も競馬場に行かなかった。
競馬場に通い始めてから約20年経つが、
たぶん秋の東京開催に一度も行かなかったのは初めて。

で、この2ヶ月、競馬場も行かないで何をしていたかというと
子供の面倒を見ていたわけだ。
タマキンの手術をした長男と、2ヶ月以上謎の発熱が続く次男。

さっきも、次男がまずうなりながら障子をあけ、
抱っこして睡眠に再突入させたと思ったら続いて長男が起きてきて、

「とうちゃん来て」

指名がかかったので、よっこらしょっと添い寝をして。
今日はさっき仕事が終わったので、
なんとなくこうしてブログを書いてみている。

この前、ケーブルテレビで見た『ボルベール』。
ペネロペ・クルスが、
『昨日・今日・明日』あたりのソフィア・ローレンの真似をして歩いていた。

なんだっけ、
シャーリーズ・セロン、ディオールの香水のCMしてるもそうだけど、
女の歩いてる姿ってのは男の脳みそにこびりつく。
女優じゃなくて、その辺にいる女性でも。
逆に男の歩く姿は、女性の記憶に残るのだろうか?

『ボルベール』は、
女たちのたくましさがとても面白い映画だったのだが、
全然別の視点から面白かった設定があった。

「この地方は精神病患者がほかの地方より多い」
というようなテレビキャスターのセリフがあって。
ま、その言われている土地、ラ・マンチャはドン・キホーテの生まれた地だから、
そういうことを言ってるんだろうけど。

それを日本にたとえると、
「岡山では人間の入った桃が流れている確率がほかの土地より高い」
とか、
「長野のとある山の中では捨てられた年寄りがうようよしている」
みたいなことになるわけで、
そんなのをモチーフにした物語があっても面白いなと思って
ククククと笑って映画を見ていた。

競馬場のパドック、
そんなくだらない話をしながら馬を見るのが大好きだ。

「スクリーンヒーローって言うと、
 やっぱりマックイーンでしょ。
 あれ、最終レースには出場してない?
 メジロマックイーン産駒」

みたいなのね。

今、パドックでの歩く姿をぱっと思い出せる現役馬が一頭もいない。
反省すべき点が多々あるな。

ブタ見てのつづき。 [2008/12]

インターネットは便利だ。
帰ってきて『ブタがいた教室』の感想をいろいろ見てみた。

で、気づいた。

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この映画のテーマ
「飼育したブタを食べるべき」「食べないべき」とか、
「教育のあり方とは」とか、「いのちの大切さとは」とか、
そのへんのことがやっぱり感想として語られているんだけど、
俺はそういうことをいつのまにか全然見逃していたことに。

いや、一応そのへんのテーマについては見ていたというか、
子供たちや妻夫木先生と考えながら見ていたんだけど、
途中からその辺のことはどうでもよくなってしまっていたのだ。

「目の前にある問題と本気で向き合って、
 何とか答えを出そうとして戦う……
 その姿って、やっぱりカッコいいんだ」

俺にとって、これがこの映画の一番の見所になってしまっていて。

この映画では子供たちが全員『ガラスの仮面』の北島マヤ状態。
現実と虚構の区別がつかなくなってる感じがするんだけど。

その狭間で、出演者の子供たちが
一方では役者として、もう一方では学校の児童として
答えを見つけようとしている姿に
感動して涙してしまっていたのでした。

大人のあんたは必死に戦っているんですか?
本気で答えを探しているんですか?

と、子供たちに問われていたんですね、見ている最中。

いや、普通の映画でも、
俳優の皆さんは答えを探して、たどり着いたものを表現しているわけで、
その答えとか表現方法とかに驚いたり感激したりして、
わりと感動しやすいタイプなんですけど、俺は。

この『ブタがいた教室』というのは
そういう意味でめったに見れない映画だなあと感じたわけですね。
ある種、スペシャル。
実話をもとにしているからこそできた二重構造。

ベタに言っちゃうと、ドラマの『金八先生』シリーズの最終回、
卒業の日、教室でみんなが今までのロケとか思い出しながら演技して
泣いちゃうシーンってあるじゃないですか。

言ってみればあれとおんなじわけですが、
金八の場合、自己完結している涙だけど、
この『ブタがいた教室』の場合、
わからない未来に突っ込んでいく闇雲さと勇気が湧き出させている涙なわけです。
と思うわけです。

決して「ブタがかわいそう!」という涙ではなく。

そして、無責任にブタを飼育し、可愛がり、
闇雲に未来へ走っていった子供たちは、
その涙や答えなんかもさくっと無責任に忘れちゃって、
また戦うべき新しい問題を探していくのだと思います。

だよね?

ブタ見ました。 [2008/12]

大泣き。
ブタを殺すか殺さないか、議論する子供たち一人一人に
感情移入しちゃって。

それはたぶん役者である子供たちが、この設定、
ブタのPちゃんを殺すかどうかという状況にハマりきってるから。

芝居をすることの一つの基本であり、一つの極みだからかなあ。

そういう意味で、実話をもとに娯楽映画を作る価値を感じた。

ちなみに漫画家と編集者は、別のシーンがよかったとのこと。

いろんな人に感想を聞いてみたくなった。

それもまた映画の楽しみの一つ。
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ブタがいた教室 [2008/12]

新宿武蔵野館。
これから漫画家と編集者と見ます。

ブタを食べるべきか食べないほうがいいのか。

子供は描くのか描かないのか。

ではでは、のちほど、またお会いしましょう。
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読売ウィークリー [2008/12]

2008年12月1日。
西原理恵子『毎日かあさん』が来春アニメになるそうである。
びっくりした。

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●『読売ウィークリー』2008年12月14日号 定価350円
特集「これが最終号!」

打ち合わせの前。
漫画家を待っている間に『読売ウィークリー』をめくる。
今週号が最終号である。

その最終号、特集の一つとして
「総合週刊誌の未来は…?」
みたいな企画がある。

もちろん、そんなことは改めて語るまでもなく、
雑誌の未来は真っ暗闇なのではあるが、
暗いときにこそ、笑うとか叫ぶとか走ってみるとかしないと
マジ闇に飲み込まれてしまう。

この夏、ヤングサンデーの休刊を体験した漫画編集者が
『読売ウィークリー』を熱心に読んでいる。

なんだか妙な感慨があるとのこと。
現在仕事してる漫画雑誌も心配事が山積みだしね。

「熊手っていいですよね、景気よくて」

サイバラさん人形が乗ってる熊手とか売ってればいいのに。
買っちゃうかもな。


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