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秋の天皇賞 [2011/10]

明日は秋の天皇賞。
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この前、久しぶりにディズニーランドに行った。
2年ぶりか。

長男の小学校が平日に休みになったので、
これはチャンスと思って行ったのだが、
月曜日とは思えないくらい混雑していた。

で、その混雑の中で
長男の小学校の友だちに三人も会った。
ゴキブリじゃないが、
一匹見つけたらその30倍はいるのかもしれない。
90人だと、一年生全員に近いけど。

ビビリがちな次男の手を引きながら、
トゥーンタウンの小さなジェットコースターから始めて、
最後はビッグサンダーマウンテンでしめた。

ジェットコースター慣れしてきて、

「絶対乗る!」

とすごくビッグサンダーを楽しみにしていた長男だったが、
降りてきたときは涙目だった。

「…スペースマウンテンには乗れないかも…」

想像を遥かに超えて怖かったらしい。
もうひとつのジェットコースターに対して
早くも降参宣言が出た。

ショックで青ざめる顔がたまらなく面白かった。


さて、ディズニーランド的に言えば、
今回の天皇賞、

ディズニー映画を配給する…ブエナビスタ、
夢と魔王の王国…ローズキングダム、
それに、もちろん…ミッキードリーム、
の三頭で決まりなのだが……。

ポイントとなるのは
トゥザグローリー福永がどこでしかけるか、
アーンド
内枠になったエイシンフラッシュのルメールが
アーネストリーを早めに獲りにいけるかどうか、
だと思う。

なんとなくだが、
4コーナー先、
福永はアーネストリーと勝負に行くと思う。
一瞬でも交わせれば、
トゥザグローリーのチャレンジはこの先生きてくる。

今回はアーネストリーに刺し返されて、
ショックで一瞬涙目になるかもしれないが、
次の勝負で勝つチャンスはどんとふくらんでくる。

おまけにブエナビスタやペルーサにも
刺されてしまうだろうが、
それはそれでいいのだ。

なので、ちょっとだけ
17番の複勝を買ってみようかなと思っている
天皇賞前夜。



秋華賞 [2011/10]

今日は秋華賞。
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10年前、秋華賞にある馬が出るのを記念して
その前日に入籍した。

毎年、秋華賞が来るたび、
その週末が結婚記念日というわけだ。

ということは、
今年はスイートテンなのか?
いや、もしかして、去年だったのか?
誰かがダイヤモンドを俺にくれるのか?

などとぶつぶつ思いながら出馬表を見ている週末。

先日、名馬シンボリルドルフが死亡した。
続くように個性派快速馬サッカーボーイが死亡した。

その二頭より感慨深かったのが
メジロチェイサーの死。

34歳の牝馬。
人間で言えば100歳超えのおばあちゃん。

その息子にはメジロライアンがいる。

メジロライアンの息子にエアガッツという馬がいる。

最も高額の単勝馬券を買った馬。

その父方の祖母ちゃんがメジロチェイサーなのだ。

今年の秋華賞は、
未来のメジロチェイサーを探している。

いっぱい走って、
いっぱい子供を産んで、
タフに生き続ける牝馬はどの馬だろう?

人気のホエールキャプチャー=捕鯨船も
アヴェンチュラ=冒険も
チェイサー=追跡者としては
合格な感じ。

この2頭に割って入るのはどれか?
純粋な風=ピュアフリーゼあたりだと、
馬券的にはうれしいのだが。

さてさて。

うちの息子たちがいつか子供を持つ時代が来たら、
妻はどんなお祖母ちゃんになるのだろうか?




カメムシ [2011/10]

二泊三日で秋キャンプに行った。
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新潟県湯沢の大源太キャンプ場。

広い常設テントを借りて、
銀マットと毛布も借りた。

夜中に子供に毛布をとられたりして、
ちょっと寒かったし、
帰りの車中では風邪を引いたらしくのどが痛くなってきたけど、
なかなかご機嫌なキャンプだった。

鬼ぐるみも拾ったしね。

ただ、カメムシには参った。

百匹以上のカメムシが、
テントを覆うように張り付いてくる。
テントや荷物の中まで侵入してくる。

べつだん、害を及ぼすこともないのだが、
ま、気持ちよい感じはしない。

そして、あの臭いも出すし。

子供の頃、ヘッコキ虫と呼んでいたのは
俺だけではあるまい。

長男と次男が触ろうとしたので、
くさい臭いを出すから触らんほうがいいよー
と、助言した。

それからやけに嫌がって、
次男などは「ゴキブリ」呼ばわりしていた。

だが、今考えると、
ヤツらがカメムシに触るまで、
黙って待っていればよかったかと思う。

あの臭いはあの臭いで貴重な体験なのだから。

帰りに湯沢高原に寄って、
<サマーボブスレー>なる遊具に乗るため並んでいたら、
たまたま
長男の学校の友だち一家に遭遇した。

なかなかカワイイ女の子のクラスメート。

ロマンチックな考えが好きな人だったら

「運命の出会いだわ!」

とでも呼ぶかもしれない低い確率の偶然。

翌日、学校でいっしょに
給食当番を務めたらしいが、
まさかまさか

「昨日はカメムシがいっぱいだったよね!」

とか話してないだろうな……。




チャンピオンベルト [2011/10]

小姫ちゃんのお父さん、
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西岡さんとラファエル・マルケスの試合を
この前の10月2日、WOWOWで観た。

ボクシング界最高峰の舞台、
アメリカはラスベガスでの防衛戦……
日本人最年長防衛記録……
などなど派手な肩書きのついた試合だったが、
そんな肩書きが無用なほど、
素晴らしい試合だった。

序盤、マルケスの左ジャブがねじ込まれてきて、
チャンピオンはペースを握れなかったが、
中盤以降、逆に、左を顔やボディに叩き込んで、
徐々にマルケスをボクシングできなくさせていった。

最終12ラウンド、
突進していくチャンピオンを見ながら
「すげえ、すげえよ」
と俺はぶつぶつとうなっていた。

相手に殴らせないようにしながら、相手を殴る。

当たり前でシンプルなことなのだが、
そのことだけに集中している感じに感動した。

タイトルを守ったことに拍手を贈る、
あるいは勝利に歓声を上げる試合--
というよりは、
ずっしりと胸の奥に何かが残る試合だった。


今日、
近所のスーパーに買い物に行くとき、
その小姫ちゃんのお父さんに会った。

テレビで試合を観たと話していたら、
たまたま持っているから…と、
バッグからチャンピオンベルトを取り出して
俺に持たせてくれた。

こんな道端で、いいの!?

ドキドキしながらベルトを持った。
モハメド・アリの顔のプレートが張ってあった。

ただ、感激はしたが、
なんだか、持っている実感はなかった。

当たり前。
俺はチャンピオンじゃないんだから。

このベルトを持って、
チャンピオンの実感が湧くのは、
目の前にいる男だけなのだ。

左手の拳に厚い包帯を巻き、
まだ傷が残っている顔で人懐こい笑顔をしている
西岡さんだけが、
このベルトに実感を持つのだ。

俺にとってのチャンピオンベルトって
いったいなんだろう……
そう思いながら、
小姫ちゃんのお父さんに手を振った。




スプリンターズS [2011/10]

今日はスプリンターズS。
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シンガポールからやってきた世界の韋駄天、
ロケットマンが注目を集める。

むー、名前もカッコいい。

逆らってはいけない気もするが、
打ち破ってくれそうな日本馬をついつい探してしまう。

昨晩は、
吉祥寺の雑多な中華料理屋で、
7人の子供たちと夕飯を食べた。

一番上が小学校3年生の男。
1年生の男の子が二人、女の子が一人。
幼稚園の年中さんの女の子が一人。
年少さんの男の子が一人。
最後に1歳半の男の子。

その食べっぷりが圧巻だった。

大きな丸テーブルにまさにかじりつくように並び、
空芯菜の炒め物、
チャーハン、
えびせん、
鶏軟骨のから揚げ、
餃子などなどをむしゃむしゃと食べていく。

燃え尽きるように食べ終わったかと思ったら、

「肉まん頼んでおいて!」

と叫んでから外の公園に遊びに行き、

「肉まんできたー!?」

と確認しに戻ってきては、また遊びに行き、
やっと出来上がった
肉まんにむしゃぶりついたと思ったら、
デザートのアイスやら杏仁豆腐やらを頼み始めた。

今日のスプリンターズS、
応援したいのはエーシンヴァーゴウとカレンチャン。
それにヘッドライナーかな。

後先考えない走りで、
ダダダダダダーっと子供たちのように
1200mを走り抜ける馬たちに
さあ、歓声を上げよう。



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